● エピメディウム 黄花の品種の特徴
学名では「エピメディウム・ペラルデリアヌム」と呼ばれる明るい黄色が印象的なイカリソウです。落ち着いた葉色と明るい黄色の花の対比が印象的。
エピメディウムは、「イカリソウ」の学名になります。個性的な花の形と、葉の独自の美しさから観賞用として、長く親しまれてきました。交雑しやすい特性を生かし、近年では交配育種も盛んです。
学名 |
Epimedium perralderianum メギ科 イカリソウ属 |
別名 |
イカリソウ(錨草)、淫羊霍(いんようかく)、三枝九葉草(さんしくようそう) |
開花時期 |
4~5月 |
花色・大きさ・花形 |
黄色 |
最終樹高 |
地植え:m ~ 0.2m 鉢植え:m ~ 0.2m (耐寒性落葉多年草) |
栽培用途 |
鉢植え、地植え、シェードガーデン、グランドカバー、花壇など |
植栽適地 |
日本全国 |
育てやすさ |
★★★★☆ 初心者におすすめ 日照条件:半日陰、 耐寒性強い、耐暑性強い |
耐病害虫性 |
耐病性:とても強い 害虫:ほとんどつかない |
エピメディウム |黄花 (球根)の育て方
植え方・用土
乾燥を嫌い腐葉土質を好むので、植え付け時には赤玉土に腐葉土を2~3割混用します。基本的に半日陰の場所が良いですが、早春から梅雨期まで日に当てると、丈が低くなり花付きが良くなります。そのため庭植えにするときは落葉樹の下などが最適です。
そうでない場合は、真夏は半日陰に移動させるか遮光し、日焼けや高温障害を防ぎましょう。
植え付け・植え替え適期は5~7月、または9~10月です。鉢植えでも地植えでも少なくとも2~3年に一度は株分けをし、根を整理した方が生育が良くなります。
水やり
鉢植えは表土が乾いたら十分に与えます。庭植えの場合は、よほど晴天が続いて乾燥しないかぎり必要ありません。
肥料のやり方
植え替えの際に、元肥としてリン酸とカリウムが多めの緩効性化成肥料を用量に沿って与えます。3月から5月はチッ素主体の液体肥料を、6月以降はリン酸・カリウム主体のものを施します。真夏の間は3000倍程度にしたほうが無難です。地上部が休眠した場合は必要ありません。
病害虫の予防法
基本的に病害虫は出ません。気になるようなら定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。
増やし方
株分け、タネまき