● カラマグロスティス ブラキトリカの品種の特徴
柔らかな羽根のような穂が特徴 晩夏からボリュームのある穂をつけ始め、咲き進めるごとに色合いをピンク、シルバー、クリーム色へと変化させ、秋のお庭を美しく彩ります。
花が咲き終わっても冬もしばらく残って存在感がありあす。春が近づくと葉が茶色く枯れますが、枯れ葉もまた風情があります。
カラマグロスティスは穂の美しさはさることながら、性質が強健で、暑さ、寒さにも強く、日本の気候に適した植物です。自然な庭を演出にぴったり。適地では、こぼれ種からも増え、見事な群生を形成します。国内での流通はまだあまり多くない珍しい植物です。
冬は葉が枯れこみます。
春が近づくとバッサリ刈り込んで芽吹き準備をします。
学名 |
Calamagrostis brachytricha イネ科 イネ属 |
別名 |
ノガリヤス(野刈安)、サイトウガヤ(西塔茅)、ダイヤモンドコリアンフェザーリードグラス |
開花時期 |
8~11月頃 |
花色・大きさ・花形 |
紫がかった黄金色・・稲穂状 |
最終樹高 |
地植え:m ~ 0.8m 鉢植え:m ~ 0.8m (落葉多年草) |
栽培用途 |
地植え、鉢植え、プランター植えなど |
植栽適地 |
北海道~九州 |
育てやすさ |
★★★★☆ 初心者におすすめ 日照条件:日なた~半日陰、 耐寒性強い、耐暑性強い |
耐病害虫性 |
耐病性:強い 害虫:強い |
カラマグロスティス |ブラキトリカ ポット苗の育て方
植え方・用土
植え付けや植え替えは春か秋に行います。日の当たる湿り気味の土壌を好むため、水持ちの良い場所に植え付けましょう。年々株が大きくなるため、鉢植えの場合は毎年、地植えの場合は、株が混み合ってきたら株分けをして、スッキリさせてあげましょう。
水やり
植え付け直後で根が張っていないものは乾き具合によって水やりが必要になります。ひさしや木の下、風向きによって雨のかかりにくい所も同様で、土の中まで十分しみ込むようにたっぷりと与えます。水やりの時間は、夏は朝のうちに、冬は午前中、昼前ぐらいがいいです。
鉢植えの場合、乾いたら与えるのが基本ですが、夏は乾かし気味に、休眠期は控えめに与えて多湿に注意するなど、成長に合わせた水加減が必要です。また、太平洋側では冬は意外に乾きます。
肥料のやり方
有機質の肥料なら「ニーム核油かす」か有機液肥を下記季節に適量お与え下さい。
剪定方法
冬になると地上部は枯れてしまうため春までにはバッサリとカットします。株が大きくなりすぎた時も、株元で剪定し大きさを調整します。
病害虫の予防法
特に注意する病害虫はありませんが、アブラムシがつくようです。薬剤散布で駆除しましょう。同一品種を多く植えるのではなく、いろいろな品種にハーブなどを加えて混植することで害虫の対策の一つになります。
※害虫よけには、「ニーム核油かす」を適量お使い下さい。