

シマカンスゲ花の様子。
● カレックス シマカンスゲの品種の特徴
シマカンスゲは細い葉は印象的な常緑宿根草品種。緑葉に白い中斑が入ります。非常に強健で、育てやすいので、最も流通しているカレックスのひとつです。耐寒性が強いため、冬場でも葉の痛みが少ないのも、うれしいです。
春に咲く花穂は色鮮やかで、観賞価値も高いのが特徴。 お庭のアクセントとして、花壇や、ロックガーデンにもおすすめ。
別名:斑入りカンスゲ(ふいりかんすげ)、カレックスとも呼ばれます。
カレックスは約2000種もある大きな属で、日本を含め、全世界に広く分布します。根が強く張るので林道などの路肩で土留めに植えられることが多いのですが、それ以外にも、風になびく細い葉のラインやその美しい葉色から、カラーリーフプランツとして親しまれています。
オシメンシスは伊豆大島に由来する系統です。和名を大島寒菅(オオシマカンスゲ)と言います。
| 学名 |
| Carex morrowii ‘Variegata’ カヤツリグサ科 スゲ属 |
| 別名 |
| 斑入りかんすげ、フイリカンスゲ、 |
| 最終樹高 |
| 地植え:m ~ 0.5m 鉢植え:m ~ 0.5m (常緑多年草) |
| 最終葉張り |
| m ~ 0.5m |
| 栽培用途 |
| 庭植え、鉢植え、グランドカバー、花壇、ロックガーデン、寄植えなど |
| 植栽適地 |
| 東北~沖縄(鉢植えでなら全国で栽培可能) |
| 育てやすさ |
|
★★★★★ 初心者に超おすすめ 日照条件:日なた~半日陰、 耐寒性強い(-25度)、耐暑性やや強い、耐乾性強い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:強い 害虫:強い |
| 花言葉 |
| 物静か、隠れ忍ぶ、自重 |
カレックス シマカンスゲ (斑入りカンスゲ)の育て方
植え方・用土
基本的に移植や植え付けは10月~入梅までに、水はけの良い肥沃な場所に植えます。
堆肥や完熟の腐葉土をすきこんだ土に浅めに植え付けします。草花と同じような用土の作り方で、赤玉土の割合を多めにし、水はけをよくすると良いでしょう。
斑入りの品種は葉焼けを起こしやすいため半日陰で、銅葉や黄金葉の品種は発色が悪くなるので日向で管理します。その他の品種は、日向から半日陰どちらでも大丈夫です。
水やり
夏の暑い時は水切れを起こしやすいので、たっぷり水を与えてあげてください。
肥料のやり方
2月ごろに寒肥として油かすと腐葉土や堆肥を株周りに穴を掘り与えます。花後にお礼肥を与えてあげてください。
剪定方法
伸びすぎたら適宜剪定してあげる程度で大丈夫です。地際でスポーツ刈りのようにバッサリ刈り込んでも大丈夫です
その他豆知識
生垣やグランドカバーとして列植えするには・・・。
30cm間隔で植え付けをします。1mあたり3株植えていきます。好みの高さになったら芯を飛ばします。横枝が張り出すようになったら、刈り込みをはじめてください。



