タカノツメ タカノツメ 1

● タカノツメ タカノツメの品種の特徴

タカノツメは山菜の女王として有名なコシアブラと同じウコギ科で、春先に出た新芽を山菜として楽しみます。ウコギ科の中では大きく育りますが、材木の性質は柔らかく加工しやすいことから、箸や下駄、経木やマッチ棒などに利用されていました。漢字で書くと「鷹の爪」、唐辛子の呼び名と一緒になってしまうためややこしいですが全く別の植物です。
コシアブラやウコギの新芽が5つに分かれているのに対し、タカノツメは3枚葉なので見分けるのは簡単です。コシアブラより一足先に、新芽が枝全体から出てくるため、収穫量が多いのも魅力ですね。タカノツメは袴を取り除いてから調理します。

学名
Evodiopanax innovans ウコギ科 タカノツメ属
別名
イモノキ
開花時期
8~9月頃
花色・大きさ・花形
黄緑色
結果年数
~5年
最終樹高
地植え:2m ~ 5m 鉢植え:1m ~ 2m (落葉高木)
最終葉張り
2m ~ 3m 直立性
栽培用途
鉢植え、庭植え、畑など
成長の早さ
早い
植栽適地
北海道南部~九州
育てやすさ
★★★☆☆ 育てやすい
日照条件:日なた~半日陰、土壌酸度:中性
耐寒性強い、耐暑性強い、耐乾性弱い
耐病害虫性
耐病性:とても強い 害虫:ほとんどつかない
芽吹き時期
4~5月頃
トゲの大きさ
無し

山菜|タカノツメ ポット苗の育て方


植え方・用土

タカノツメの植え付けは秋~翌年の梅雨ぐらい、適期は11月~2月頃です。日当たりの良い肥沃な土壌を好むため、植え付け時に腐葉土をたっぷりとすき込んであげてください。大きく育つので鉢植え栽培は不向き、移植には耐えます。コシアブラと一緒で根が細いため植え付け時に傷つけないよう根鉢を崩さないようにしましょう。


水やり

根ついてしまえば基本的に水やりは雨任せで大丈夫です。


肥料のやり方

肥料を与える場合は12月頃と、新芽が出る2~3月頃に有機肥料を与えてあげてください。


剪定方法

剪定はできますが、剪定すると樹形が乱れるようです。


その他豆知識

4~5月頃に新芽が開ききらないうちに根元から折り取ります。袴を取ってから調理します。




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