

● せり せりの品種の特徴
日本人には馴染みの深い、「春の七草」の一つです。独特の強い香りと歯触りがあり、野菜の少ない季節において貴重な野草でした。普通に育てると香がきついため、軟白栽培で香りやえぐみを抑えたものもスーパーでは売られています。
別名:芹(セリ)、水芹、芹子、根白草(ねじろぐさ)
| 学名 |
| Oenanthe javanica セリ科 セリ属 |
| 別名 |
| 芹、水芹、芹子 |
| 開花時期 |
| 7~8月頃 |
| 花色・大きさ・花形 |
| 白・極小輪咲き(0.5cm位)・小花が集まって咲く |
| 最終樹高 |
| 地植え:0.1m ~ 0.5m 鉢植え:0.1m ~ 0.5m (常緑多年草) |
| 栽培用途 |
| 地植え、鉢植え |
| 植栽適地 |
| 日本全国 |
| 育てやすさ |
|
★★★★☆ 初心者におすすめ 日照条件:日なた、 耐寒性強い、耐暑性弱い、耐乾性弱い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:ほとんど出ない 害虫:普通につく |
| 花言葉 |
| 清廉で高潔 |
せり|ポット苗の育て方
植え方・用土
セリは日当たりや風通しがよく、湿り気のある肥沃な土壌を好みます。植え付ける際は、腐葉土などをよく好きこんで水もちを良くしましょう。暑さや乾燥が苦手なので、夏場の直射日光が当たらない場所が望ましく、株元はマルティングなどをして乾燥から守ります。
植え付け適期が3~6月、株間は20cmほど空けます。生育温度が10~15度なので、夏場や真冬は成長速度が落ちますので、その時期は収穫はあまりできません。
地植えの場合でも、2年ほどで根が混み合って、地上部の生育が悪くなります。4月ごろに掘り起こし、整理・切り詰めをした後、広げて埋め直します。
水やり
セリは乾燥が苦手です。地植えでも毎日たっぷりと与えます。
鉢植えの場合、暑い時期は受け皿に水を張っておく方法もあります。
肥料のやり方
特に定期的に与える必要はありませんが、葉の色が悪くなってきたら肥料切れの可能性があります。規定量に薄めた液肥や、化学肥料などを与えましょう。
その他豆知識
20~30cmに成長したものから収穫していきます。根も食べられますが、来年の収穫を考え、すべてを引っこ抜くのではなく、株元から3cmほど残す収穫もしていきましょう。
多くの植物に言えることですが、茂りすぎると病害虫が出やすいため、収穫を兼ね、風通しを良くするように気をつけます。
増やし方
株分け




