


● こおにゆり こおにゆりの品種の特徴
コオニユリは、オニユリととても良く似ていますが、名前の通り、全体的に一回り小さめで華奢な雰囲気があります。オニユリと違ってムカゴはつきませんが、一般的に「ゆり根」として売られているのは、こちらのコオニユリです。実生から育てたコオニユリは早くても開花まで3年はかかり、収穫には花が咲くほど根が充実してからさらに3年ほどの育成が必要だそうです。
【こおにゆりに豊富に含まれる栄養素】
・カリウム(トップクラスの含有率!)
・不溶性食物繊維
| 学名 |
| Lilium leichtlinii f. pseudotigrinum ユリ科 ユリ属 |
| 開花時期 |
| 7~8月頃 |
| 花色・大きさ・花形 |
| 橙に赤い斑点・(8cm位)・漏斗状 |
| 最終樹高 |
| 地植え:1m ~ 1.5m 鉢植え:1m ~ 1.5m (落葉多年草) |
| 栽培用途 |
| 地植え、鉢植え |
| 植栽適地 |
| 日本全国 |
| 育てやすさ |
|
★★★★☆ 初心者におすすめ 日照条件:日なた、耐陰性弱い、 耐寒性強い、耐暑性弱い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:ほとんど出ない 害虫:普通につく |
こおにゆり|ポット苗の育て方
植え方・用土
日当たりを好みます。過湿を好まないため、風通しの良い場所で育てましょう。
プランター栽培の場合は野菜用の培養土で、地植えの場合は、予め堆肥や有機肥料などをすきこんでおきます。畝幅60cm程の高畝を作り水はけを良くし、15~20cm位の間隔、球根の2倍くらいの深さに「球根」を植え付けます
水やり
夏場の高温による乾燥に気を付けましょう。地植えは基本水やりは必要ありませんが、鉢植えはが乾いたらたっぷりと与えます。
肥料のやり方
追肥は、球根を植えてから発芽した頃(5月頃)に与えます。花を咲かせるなら、花後にも与えます。
その他豆知識
球根を充実させるために、花を咲かせないようにします。ユリの蕾ができ次第、取り除きましょう。実食に耐えうる大きさになるまで産地でも畑で3年ほど育成するようです。ゆり根が充実し、茎葉が枯れてきたら、収穫適期のサインです。ユリ根を傷つけないように、丁寧掘りおこします。
収穫をしない場合、鉢植えなら8月の高温期に一度地上部が枯れるので掘り起こし、植え付け適期になったら新しい土で植え付けしなおします。地植えの場合は植えっぱなしでも大丈夫です。
増やし方
種、珠芽(むかご)、木子(きこ)、鱗片




