

● ゲッキツ オレンジジャスミンの品種の特徴
オレンジジャスミンやシルクジャスミンの名前で流通している花の香りの良い観葉植物です。
ゲッキツは緑の葉に白い小花を初夏から秋にかけて咲かせ、花後には小さな赤い実が付きます。甘い香りの花が魅力で、香りを楽しむ観葉植物として室内でも人気です。刈り込みにも強く、コンパクトに整えて育てることができます。
「ゲッキツ」はミカン科の常緑低木で夏に甘い柑橘系の芳香を出す花を咲かせます。光沢のある小さく丸い葉もとても愛らしいです。花の後には赤い実がつきます。食用可能ですが、酸味が強いのでジャムや料理の風味づけに使われることが多いです。別名のオレンジジャスミンはオレンジとジャスミンのような香りがすることから名づけられたようです。
| 学名 |
| Murraya paniculata ミカン科 ゲッキツ属 |
| 別名 |
| シルクジャスミン、月橘、コスメティックバーク、イヌツゲ |
| 開花時期 |
| 6月~9月 |
| 花色・大きさ・花形 |
| 白 |
| 香りの強さ |
| ★★★★★ 強香 甘い香り |
| 収穫時期 |
| 6月~8月 |
| 果実の大きさ |
| ★☆☆☆☆小果 直径1cm |
| 果実の用途 |
| ジャム、料理 |
| 最終樹高 |
| 鉢植え:m ~ 2m (常緑低木) |
| 栽培用途 |
| 観葉植物、鉢植えなど |
| 植栽適地 |
| 関東以南~沖縄(鉢植えでなら全国で栽培可能) |
| 育てやすさ |
|
★★★★☆ 初心者におすすめ 日照条件:日なた、土壌酸度:弱酸性 耐寒性やや強い(5度)、耐暑性強い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:強い 害虫:普通 |
| 花言葉 |
| 純粋な心 |
ゲッキツ (オレンジジャスミン)|ポット苗の育て方
植え方・用土
寒さにやや弱いため、冬季の植え替えは避けてください。植え替えの適期は春~初夏です。寒冷地では室内での管理がおすすめです。
鉢植えでは、みかんの土(肥料入り)を使って植える良いです。
水やり
春~秋は、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えてください。冬はやや控えめにし、土が乾きすぎないように注意します。
肥料のやり方
春と秋の生育期には「緩効性の肥料の元気玉」を与えてください。花後に液体肥料を併用すると花つきが良くなります。真夏と真冬は施肥を控えます。
花芽の付き方
新しい枝の先端に、香りのよい白い小花を咲かせます。花が終わると小さな赤い実をつけることもあります。
剪定方法
花後や生育期に軽く剪定して形を整えてください。剪定に強く、こまめに整枝できます。
その他栽培や性質の注意点
寒さに弱いため、冬は室内の明るい場所で管理してください。冷暖房の風が直接当たらない場所で、乾燥に注意して育てましょう。
その他豆知識
花の香りはジャスミンに似ており、芳香植物としても楽しめます。リラックス効果があるとして、室内のグリーンインテリアにもぴったりです。
病害虫の予防法
3~4月頃の新芽時はアブラムシがつくことがあります。通年、ハダニやカイガラムシ(ロウムシ)、ハモグリバエの幼虫、アゲハチョウがつくことがあります。
枝葉が込み合い風通しが悪いと病害虫がつきやすくなるので、茂りすぎないよう間引くことと、こまめに観察して発見しだい駆除してください。
増やし方
挿し木で増やすことができます。春~初夏が適期で、明るい日陰で管理すると発根しやすいです。




