



● ジャックフルーツ 蜜糖の品種の特徴
「蜜糖」は「蜜のような甘さ」を楽しめる、台湾で人気の高いジャックフルーツの優良品種です。
ジャックフルーツはインドから東南アジアにかけて原産の熱帯果樹で、世界最大の果実を実らせる樹木として知られています。その中でも「蜜糖」は、食味を重視して選抜された品種で、濃厚な甘さと優れた品質から高い評価を受けています。
最大の魅力は、名前の由来にもなっている豊かな甘味です。果肉は鮮やかな黄色で肉厚、しっかりとした歯ごたえがあり、一口食べると蜜を思わせる濃厚な甘さとトロピカルな芳香が口いっぱいに広がります。甘いだけではなく風味のバランスにも優れ、ジャックフルーツ特有の香りが比較的穏やかなため、初めて食べる方にも親しみやすい品種です。
果実は幹や太い枝に直接実る「幹生果」で、大きく育った果実が幹にいくつもぶら下がる姿は非常に迫力があります。果肉は生食が最もおすすめですが、スムージーやアイスクリーム、ドライフルーツなど幅広い用途に利用できます。また、未熟果は東南アジアでは野菜としてカレーや炒め物に使われ、種子も加熱すると栗のようなホクホクした食感を楽しめます。
樹勢は旺盛で、高温多湿な環境を好みます。日当たりと水はけの良い場所で育てると生育が良く、暖かい地域では庭植えにも適しています。耐暑性は非常に高く、日本の真夏でも元気に育ちます。一方で寒さには弱いため、冬は5℃以上を目安に管理すると安心です。暖地では庭植え、それ以外の地域では鉢植えで育て、冬季は温室や室内へ取り込むことで長く栽培を楽しめます。
「蜜糖」は、甘さ・食感・香りのバランスに優れたジャックフルーツを求める方におすすめの優良品種です。世界最大級の果実を実らせる迫力と、完熟果ならではの濃厚な味わいを、自宅で育てながら楽しめる魅力あふれる熱帯果樹です。
「ジャックフルーツ」は熱帯地域で広く栽培される世界最大級の果実です。栄養価が高く、さまざまな料理に使われることから人気があります。実の大きさは重さが10~30キログラム、長さが90cm、幅が50cmほどに達することもあり、外皮は緑色から黄色で、凸凹があり硬いです。種子が多いですが、熟した果実は黄色の果肉で、甘い香りのするバナナやパイナップル、マンゴーに似た味わいです。種の周りの果肉を食べます。未熟果も肉の代替品として料理に使用されます。食べきれない場合は冷凍保存したり、乾燥果肉として保存できます。中の種も食用でゆでたり、焼いたりして食べることができ、栗のような味がするそうです。
自生地では大木になりますが、鉢植えで根域制限をして、枝を水平に誘引することで低い樹形で収穫できます。
| 学名 |
| Artocarpus heterophyllus クワ科 パンノキ属 |
| 別名 |
| パラミツ、ハラミツ、波羅蜜、菠蘿蜜、長実パンの木 |
| 開花時期 |
| 春から夏 |
| 花色・大きさ・花形 |
| 淡い黄緑 |
| 結果年数 |
| 3年 |
| 自家結実性 |
| 1本でなる(雌雄同株) |
| 最終樹高 |
| 鉢植え:1m ~ 2m (耐寒性常緑高木) |
| 栽培用途 |
| 鉢植え、観葉植物 |
| 成長の早さ |
| 早い |
| 植栽適地 |
| 日本全国(原則、鉢植え栽培) |
| 育てやすさ |
|
★★☆☆☆ やや難しい 日照条件:日なた、土壌酸度:弱酸性 耐寒性弱い(5度)、耐暑性強い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:普通 害虫:普通につく |
| 花言葉 |
| 最大、豪傑 |
ジャックフルーツ|蜜糖 (Mitang) 実生ポット苗の育て方
植え方・用土
日あたりと水はけのよい肥沃な土壌を好みます。生育適温は25~30度です。5度以下になると枯死する可能性があるため、肌寒くなってきたら室内で管理するようにしてあげましょう。
排水性の良い肥沃な土壌に植えてください。園芸用土培養土でも大丈夫です。鉢植えでは最終的に60リットルくらいの鉢を使います。
水やり
土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。根腐れを起こしやすいので、やりすぎ厳禁。成木になると乾燥により強くなります。
肥料のやり方
肥料食いなので年に3~4回、完全肥料(NPK肥料)を与えます。タイミングは収穫後のお礼肥として。
花芽の付き方
横方向い伸ばした主枝に花芽が直接つきます。
剪定方法
主枝の高さが地上70cm以上ないと果実が地面についてしまいます。新梢を水平に誘引して先端部を摘芯します。亜主枝は1m以上伸びたら切り戻して側枝を出させます。新梢は定期的に摘心し、長い枝を作らないようにします。込み合う枝、枯れた枝は適宜、根元から剪定し、主枝に光があたるようにすると花芽がつきやすくなります。
その他豆知識
Q: ジャックフルーツの収穫のタイミングは?
A: 熟してくると独特の匂いがしてきます。匂いがしたら収穫し、2~3日すると食べごろです。



