● ブドウ ヤマソービニオンの品種の特徴

山ソービニヨンは日本に自生する『山ブドウ』と最高級ワイン用ブドウ『カベルネソービニオン』の交配して生まれた画期的な品種です。日本の気候では難しいと言われているワイン用ブドウを自生する山ぶどうと交配する事で、日本の気候でも「裂果しない」「病害虫に強い」「収穫量も安定している」など、栽培しやすい品種となっております。
色づきがよく、ワイングラスの内側が染まるほどの濃い赤ワインができます。

ぶどうは全般に暑さ寒さ、乾燥に強く、北海道から九州まで栽培できます。水はけが良く、通気性の良い土を好み、土質は選びません。
棚仕立てが一般的ですが、フェンス仕立てやあんどん仕立てなど工夫次第で小さな場所でも楽しめます。棚仕立てで広く育てると1本の苗木で300房以上の収穫も可能です。手間をかければいい果実ができ、おなか一杯の収穫が待っています。

欧亜雑種系2倍体。アジアと欧州種の交配種

学名
Vitis spp. ブドウ科 ブドウ属
別名
ヤマソーヴィニヨン、ヤマソービニヨン、やまそーびにおん、山ソービニオン、山そーびによん
作出年・作出者
1990年 (日本・山梨大学・山川祥秀)
交配親
ヤマブドウ × カベルネソーヴィニヨン
開花時期
5月頃
収穫時期
9月上旬
果実の大きさ
☆☆☆☆小粒 2~3g 豊産性あり
甘さ
★★★★★ 平均糖度:20~22度
果実の用途
赤ワイン、ジュース、生食
結果年数
2~3年
自家結実性
1本でなる
最終樹高
地植え:m 鉢植え:m (落葉つる性)
栽培用途
果樹畑、花壇、鉢植え(7号鉢以上)、庭木、フェンス、トレリス、シェードガーデン
成長の早さ
樹勢が強い (200cm/年)
植栽適地
北海道~九州
育てやすさ
★★★★★ 初心者に超おすすめ
日照条件:日なた、耐陰性やや弱い、
豊産性あり、耐寒性とても強い、耐暑性強い、耐乾性強い
耐病害虫性
耐病性:強い 
芽吹き時期
5~6月頃
花言葉
陶酔、親切、人間愛

ぶどう苗 山ソービニヨンの育て方


植え方・用土

植えつけに最適な時期は11月~翌年2月頃です。この時期の植え付けでは根を軽くほぐし、根を広げて植えます。それ以外の植え付けでも大丈夫です。3~6月、9~10月の植え付けは根を崩さず、乾かさないように植えます。真夏に植える場合、根を崩さずそっと植え、植え付け直後は毎日水を与えてください。
土質は選びませんが、水はけと通気性の良い土壌を好みます。
鉢植えの用土は当店の花ひろば培養土「和み」がおすすめ。夏場の日中などは日光に当ててあげてください。
地植えでは堆肥を3割、パーライトを3割土に混ぜて土壌改良してください。


水やり

露地栽培では雨任せで大丈夫ですが、長く乾燥してから大雨にあうと給食な水の吸い上げによって果粒の膨張しすぎて裂果することがあります。初夏や夏に雨が少ないときは数日に1回水を与えてください。秋冬は水の与えすぎの根腐れに注意してください。


肥料のやり方

土が肥えていれば肥料は控えめにして早めに樹勢を落ち着かせます。有機肥料を与える場合は10月下旬~11月頃に与えます。




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