
アグレプト処理(ストレプトマイシン)を1回、ジベレリン処理を2回、フルメット処理1回で無核化(種なし)します。
花穂の長さを3~4cmに房づくりします。満開予定日の14日前~開花開始までにアグレプト200ppmで花穂に浸します。
その後満開時~3日の間にジベレリン25ppmとフルメット5ppmを加えてジベレリン処理1回目をします。未開花の蕾があると花穂が湾曲するのですべての蕾が咲ききってから行います。1回目のジベ処理の4~5日後に内向き果を摘粒し、上部支梗を切り下げて花房を5~6cmくらいにそろえておきます。
ジベレリン2回目は1回目のジベ処理の10~15日後、ジベレリン25ppmで処理します。2回目のジベ処理前後に仕上げ摘粒をします。35~38粒くらいになるよう摘粒するのがおすすめ。粒を残しすぎると大房になる反面、果房内での糖度の差が大きくなり、糖度も上昇しなくなってしまいます。上部支梗は左右揃うようにし、内向きや下向き粒は摘粒。小果梗が太くしっかりした果粒を残してください。
果皮が薄いので雨や湿度で裂果しやすいので、雨よけ栽培と袋がけがおすすめ。
摘粒が終われば袋がけです。
白の袋でもいいですが緑色や青の袋を使うほうが果皮の黄化を防ぎ綺麗に仕上がります。
