ヤシ コペルニシア アルバ

● ヤシ コペルニシア アルバの品種の特徴

「コペルニシア・アルバ」は美しい扇葉が魅力の耐寒性ヤシです。アルゼンチン北部、パラグアイ、ボリビア、ブラジルなどに広がるグランチャコ地域原産のヤシで、季節的に冠水する湿地から乾燥した草原まで、幅広い環境に適応して生育しています。そのため、高温多湿だけでなく乾燥にも比較的強く、丈夫な性質を持つことで知られています。

成木は高さ10m以上、条件が良ければ20mを超えることもある大型種で、まっすぐ伸びる幹の先に、青みを帯びたワックス質の美しい扇形の葉を多数広げます。特に若木の葉は銀青色を帯びることが多く、涼しげで上品な雰囲気を演出します。

本種はヤシの中でも耐寒性に優れた種類として知られ、Copernicia属では最も寒さに強い種類の一つです。短時間であれば約-5~-7℃程度まで耐えるとされ、暖地では庭植えにも挑戦できる可能性があります。耐暑性も非常に高く、真夏の強い日差しにもよく耐えます。

原産地では葉から丈夫な敷物やかご、屋根材が作られるほか、幹は非常に硬く耐久性が高いため、電柱や柵、建築材として利用されてきました。また、葉の表面にできるワックスは工業用途にも利用されるなど、古くから人々の暮らしを支えてきた有用植物でもあります。

「ヤシ(椰子)」は、単子葉植物ヤシ目ヤシ科に属する植物の総称で、熱帯地方を中心に亜熱帯から温帯にかけて広く分布しています。南国を思わせる独特の樹形やデーツのような実が収穫できるなど、ちょっとトゲトゲしてますが魅力の多い植物です。熱帯地方を中心に253属、約3333種、あまり多くはありませんが、日本にもシュロなど6属6種が自生しています。多くの品種で種が実用利用されています。食用に向かない観賞用の品種もありますが、食用油や工業油なども取れ、生食や砂糖の材料、ドライフルーツやジュースなどなど利用も多岐にわたる栽培価値の高い品種が多いです。
冬~春は古くなった葉が傷みや枯れこみが目立つようになります。中心部から新しい葉が生えるので、傷んだ葉は生え際で切っておくと良いです。

学名
Copernicia alba ヤシ科 コペルニシア属
最終樹高
地植え:m ~ 20m 鉢植え:m ~ 2m (耐寒性常緑高木)
栽培用途
鉢植え、地植え、観葉植物、記念樹、シンボルツリー、街路樹
成長の早さ
遅い
植栽適地
東北南部~沖縄(鉢植えでなら全国で栽培可能)
育てやすさ
★★★★☆ 初心者におすすめ
日照条件:日なた、耐陰性強い、土壌酸度:弱酸性
耐寒性弱い(-7度)、耐暑性強い、耐乾性強い
耐病害虫性
耐病性:ほとんどつかない 害虫:ほとんどつかない

ヤシの木|コペルニシア・アルバ 実生苗の育て方


植え方・用土

植え付け時期は、秋(10月頃)~翌年の梅雨入り前くらいまでが良いです。水はけの良い土壌で植え付けてあげてください。
植え付け場所は日当たりの良い場所で管理してあげてください。日当たりが悪いと葉っぱが汚くなることがあります。ココスヤシなでどは耐寒性に優れているので、マイナス7~8℃くらいまでなら、防寒も必要ありません。
水はけの良い用土であれば育てられます。庭植えの場合、水はけが悪いようならバーク堆肥を混ぜ込んで排水性をよくしてから植えて下さい。地植えの場合は、花ひろば堆肥「極み」を使って植えていただくと良いでしょう。
鉢植えの場合は市販されている観葉植物専用の土か花ひろば培養土和みがお勧めです。
根詰まりすると生育が止まり、葉っぱが黄色く変色して枯れ混んできます。ですので鉢植えの場合は2年に一度くらいの頻度で植え替えする良いでしょう。
水をたっぷり与えると、どんどん大きく育っていきます。植え付け場所のスペースなども考慮して、土の表面を少し乾燥ぎみにさせて育てると、生長を抑えることができます。


水やり

地植えでは植え付け1年目の生育期だけこまめな水管理をします。根付いてしまえば水やりは雨任せで大丈夫です。


肥料のやり方

5月~10月頃に、2ヶ月に1度くらいのペースで緩効性化成肥料を与えてあげてください。
液肥でも構いませんが、冬場などの休眠期は与えなくても良いです。栄養剤肥料などで水はけが悪くなると根腐れが起こりますので、ご注意ください。


剪定方法

葉が古くなると、黄色く変色してきます。葉の寿命なので根元から剪定してください。冬~春は葉が傷んでいきます。葉の寿命です。


病害虫の予防法

病害虫はあまり心配いりません。
基本的に丈夫な植物です。


増やし方

種で増やします。




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