ヤシ リクアラ ペルタータ スマウォンギー 3

● ヤシ リクアラ ペルタータ スマウォンギーの品種の特徴

「リクアラ ペルタータ スマウォンギー」はまるで一枚の円形の扇を広げたような巨大な葉が圧倒的な存在感を放つ、タイ原産の美しいリクアラです。タイ南部の熱帯雨林に自生し、世界中のヤシ愛好家から高い人気を集めるリクアラ属の代表的な品種。自然下では林床の木漏れ日が差し込む環境で生育し、高温多湿な気候を好みます。
本種最大の魅力は、非常に大きく美しい円形葉です。葉はほぼ円形に広がり、規則正しく深いプリーツが刻まれます。成葉は直径1mを超えることもあり、まるで高級な和傘や扇を広げたような優雅な姿を見せます。鮮やかな濃緑色の葉には光沢があり、一枚だけでも強い存在感を放ちます。

幹はほとんど目立たず、葉が株元から優雅に立ち上がるため、熱帯雨林の雰囲気をそのまま切り取ったような景観を楽しめます。シンボルプランツとして植栽すると、南国らしい空間を演出してくれます。

高温多湿な環境を好み、直射日光よりも明るい半日陰や木漏れ日程度の場所で美しく育ちます。乾燥には弱く、特に空中湿度が不足すると葉先が傷みやすいため、生育期は十分な水分を保ち、湿度の高い環境で管理することが大切です。

耐暑性は非常に高い一方で寒さには弱く、冬季は10℃以上を目安に管理してください。日本では鉢植え栽培との相性が良く、寒冷地では温室や室内へ取り込むことで一年を通して美しい葉姿を楽しめます。

リクアラ属の中でも、本種は葉の大きさと完成度の高さから特に人気があり、世界中のコレクターが憧れる存在です。ゆっくりと成長しますが、その分、年々迫力を増していく葉姿は格別です。

優雅で芸術的な円形葉を楽しめるリクアラ・ペルタータ var. スマウォンギーは、熱帯植物や希少ヤシのコレクションにぜひ加えたい、極めて観賞価値の高い逸品です。

「ヤシ(椰子)」は、単子葉植物ヤシ目ヤシ科に属する植物の総称で、熱帯地方を中心に亜熱帯から温帯にかけて広く分布しています。南国を思わせる独特の樹形やデーツのような実が収穫できるなど、ちょっとトゲトゲしてますが魅力の多い植物です。熱帯地方を中心に253属、約3333種、あまり多くはありませんが、日本にもシュロなど6属6種が自生しています。多くの品種で種が実用利用されています。食用に向かない観賞用の品種もありますが、食用油や工業油なども取れ、生食や砂糖の材料、ドライフルーツやジュースなどなど利用も多岐にわたる栽培価値の高い品種が多いです。
冬~春は古くなった葉が傷みや枯れこみが目立つようになります。中心部から新しい葉が生えるので、傷んだ葉は生え際で切っておくと良いです。

学名
Licuala peltata var. sumawongii ヤシ科 リクアラ属
別名
スマウォンズ・ファンパーム、ウチワヤシ
最終樹高
地植え:m 鉢植え:m (耐寒性常緑小高木)
栽培用途
鉢植え、地植え、観葉植物、記念樹、シンボルツリー、街路樹
成長の早さ
遅い
植栽適地
沖縄(鉢植えであれば、全国での管理が可能です。)
育てやすさ
★★☆☆☆ やや難しい
日照条件:半日陰、耐陰性強い、土壌酸度:弱酸性
耐寒性弱い(10度)、耐暑性強い、耐乾性弱い
耐病害虫性
耐病性:ほとんどつかない 害虫:ほとんどつかない

ヤシの木|リクアラ・スマウォンギー 実生苗の育て方


植え方・用土

直射日光の当たらない明るい半日陰が理想です。冬は10度以上になるように管理してください。


水やり

地植えでは植え付け1年目の生育期だけこまめな水管理をします。根付いてしまえば水やりは雨任せで大丈夫です。


肥料のやり方

5月~10月頃に、2ヶ月に1度くらいのペースで緩効性化成肥料を与えてあげてください。
液肥でも構いませんが、冬場などの休眠期は与えなくても良いです。栄養剤肥料などで水はけが悪くなると根腐れが起こりますので、ご注意ください。


剪定方法

葉が古くなると、黄色く変色してきます。葉の寿命なので根元から剪定してください。冬~春は葉が傷んでいきます。葉の寿命です。




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