


お店のスタッフが買ってきてくれたランブータン。ねっとりとしたライチの味♪美味
● ランブータン R162の品種の特徴
R162という品種名のランブータンは果実は大きく、平均果重は約36g。果肉はしっかりとしており、果汁は少ないです。種子からの離脱がしやすいです。
「ランブータン」は東南アジア特有のホームガーデンでもよく栽培されるライチに似た果物です。果実は赤やピンクなどで表面に毛のようなとげがたくさんついています。ちなみに「ランブータン」はマレー語で「毛のようなもの」。味はライチよりもみずみずしく甘さ控えめのさっぱりした味の用です。
| 学名 |
| Nephelium lappaceum 'R162' ムクロジ科 ランブータン属 |
| 別名 |
| ヘアリーフルーツ、ランプータン |
| 開花時期 |
| 5月~7月 |
| 花色・大きさ・花形 |
| 緑白色・(0.8cm位) |
| 果実の大きさ |
| 36g |
| 甘さ |
| ★★★★☆ 平均糖度:18~22度 |
| 結果年数 |
| 2~4年 |
| 自家結実性 |
| 1本でなる |
| 最終樹高 |
| 地植え:8m ~ 10m (常緑高木) |
| 植栽適地 |
| 沖縄県 |
| 育てやすさ |
|
★★☆☆☆ やや難しい 日照条件:日なた、耐陰性弱い、土壌酸度:弱酸性 耐寒性弱い(10度)、耐暑性強い、耐乾性弱い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:強い 害虫:普通 |
| 芽吹き時期 |
| 4月頃 |
ランブータン|R162の育て方
植え方・用土
水はけの良い土壌で有機質を多めに含んだ弱酸性土(ph5.5~6)に植えてあげてください。当店で販売中のブルーベリーの土がオススメです。根が弱いので1年生の1年目はそのままポットで育て、2年目に鉢植え10号サイズに植え替えるのが良いです。幼木の根が非常に弱く、強風によって根っこが動くと枯死する場合がありますので、注意が必要です。植え付けから3年間くらいは支柱をつけてしっかり固定し、風よけ すると良いです。
水やり
基本的に土が乾いていたら、たっぷり水を与えてください。夏は乾きやすいので、土の表面を毎日チェックすると良いです。開花から果実生育期は過乾燥で生理落果したり、果実が小さくなったりします。10月以降は秋芽を出させないようにやや乾燥気味に管理してください。冬は土をできるだけ乾かすと花芽分化するので、乾かし気味に管理してください。
肥料のやり方
年間チッソ施肥量は1年生で50g、3年生で150g、6年生で250g程度で、4月、8月、10月の3回に分けて化成肥料を与えます。収穫後の肥料は速効性の化成肥料を年間施肥量の1/3程度与えるのが良いです。若木のうちはこまめに少しずつ与えてください。有機質を好みますので、化成肥料以外でも果樹と野菜の有機肥料EX をお使いいただくのも良いです。
花芽の付き方
花芽は春から伸びた新しい枝先に付きます。また、日中の温度が20度以上になることも必要です。
剪定方法
5月ごろに込み合う枝、下に垂れた枝、内側に向かって伸びる枝、枯れ枝などは根元から剪定をし、樹幹内部まで日あたりが良くなるようにしてください。間延びした枝を切り戻して副梢を出させて開心自然形に樹形を作ります。冬の休眠期に行っても大丈夫です。
病害虫の予防法
病気は特にありません。害虫はカイガラムシやハダニが発生します。混み合った枝は剪定し、風通しをよくしてください。また、葉水をかけるとハダニの発生を防ぐことができます。
まれに、シャクトリムシが出る場合がありますので、発生した場合は、専用の薬剤を散布します。




