● コットンキャンディーベリー コットンキャンディーベリーの品種の特徴

「コットンキャンディーベリー」は2年目から甘い赤い果実を豊富に結実させ、生食、ジャムやゼリーの製造に使われます。綿あめみたいな味です。明るい緑色の葉と一年中咲く小さな白い花があり、鳥や昆虫を引き付けることで生態系の一部としても価値があります。ナンヨウザクラの別名を持つ通り、桜のような白い花にさくらんぼのような赤い実をつけます。(科や属は全然異なりますが・・・)果実の他にも葉はティーに、幹は材木としても活用も。
ちなみに、テイキンザクラの別名もナンヨウザクラですがテイキンザクラはトウダイグサ科でまったくの別品種です。

学名
Muntingia calabura ナンヨウザクラ科 ナンヨウザクラ属
別名
ジャマイカンチェリー、ナンヨウザクラ
花色・大きさ・花形
白色・小輪咲き(2.5cm位)・一重咲き
果実の大きさ
豊産性あり
果実の用途
生食、ジャム、ゼリーなど
結果年数
2年
自家結実性
1本でなる
最終樹高
鉢植え:m ~ 2m (常緑小高木)
最終葉張り
横張
栽培用途
鉢植え、温室など
成長の早さ
早い
植栽適地
九州~沖縄(鉢植えでなら全国で栽培可能)
育てやすさ
★★☆☆☆ やや難しい
日照条件:日なた、土壌酸度:弱酸性
豊産性あり、耐寒性やや弱い(5度)、耐暑性普通
耐病害虫性
耐病性:普通 害虫:普通
花言葉
希望。幸福

コットンキャンディーベリー| 2.5号ポット実生苗の育て方


植え方・用土

日当たりが良く、水はけのよい土壌を好みます。耐寒温度は5度とあまり高くないので気温が下回る際は室内管理に切り替えましょう。10度以下で成長が止まります。


水やり

生育期には水切れさせないよう、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりします。気温が下がり成長が止まったら、乾燥気味に管理します。


肥料のやり方

成長期に緩効性肥料を2~3か月に一度の頻度で与えます。生育期は開花結実が続くので2週間に一度液肥を与えるとよいです。


剪定方法

込み合った枝などをのぞく透かし剪定、樹形を縮めるための剪定は春先の暖かくなった時期、もしくは生育期が良いでしょう。


その他豆知識

完熟した実は落ちやすいようです。甘くおいしいため鳥にも好まれるので、鳥獣対策も視野に入れます。




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