

● トゲバンレイシ トゲバンレイシの品種の特徴
「トゲバンレイシ」は、サワーソップ、シャシャップ、ササップ、アノナ・ムリカータ、アンノナ グラヴィオラなどとも呼ばれるバンレイシ科バンレイシ属の植物で、表面に柔らかいトゲが多数生えている実が特徴的な果樹です。熱帯域で広く食用され、よく栽培されています。最大30cmにもなるグリーンの巨大な果実。白い果肉はヨーグルトのような美味しい味で、アイスクリーム、シャーベット、飲料として楽しまれる。葉は健康茶にして利用されています。トゲバンレイシの食味・食感はかなり独特。乳酸飲料に浸したおフのような味で、初見の人は戸惑うことも多いようです。現地ではジュースに良く利用されています。
| 学名 |
| Annona muricata バンレイシ科 バンレイシ属 |
| 別名 |
| サワーソップ、シャシャップ、ササップ、アノナ・ムリカータ、アンノナ グラヴィオラ |
| 収穫時期 |
| 9 |
| 甘さ |
| 平均糖度:18度 |
| 果実の用途 |
| 生食、加工用(お菓子、ジュースなど) |
| 結果年数 |
| 4~5年 |
| 自家結実性 |
| 1本でなる |
| 最終樹高 |
| 鉢植え:1m ~ 2m (半常緑高木) |
| 栽培用途 |
| 鉢植え、ハウス栽培など |
| 植栽適地 |
| 沖縄(鉢植えであれば、全国での管理が可能です。) |
| 育てやすさ |
|
★☆☆☆☆ 難しい 日照条件:日なた、 耐寒性弱い(10度)、耐暑性強い |
| 耐病害虫性 |
トゲバンレイシ(アンノナ グラヴィオラ)| 実生ポット苗の育て方
植え方・用土
温度と水分さえ確保できれば生育旺盛なので栽培するのは難しくありません。ただし、耐寒温度は15度と寒さにめっぽう弱いため、沖縄県でもないかぎり鉢植え栽培、冬は加温栽培が必須です。日当たりがよく排水性の良い肥沃な土壌を好みます。
水やり
排水性の良い肥沃な土壌を好みますが、耐乾性があるわけではないため、夏は水切れしないように注意が必要。表面が乾いたら水をたっぷり与えましょう。夏の高温期は葉からの蒸散も活発なので日に一度の水やりでは間に合わないこともあります。
肥料のやり方
特に肥料を必要としません。成長を促進したい場合は年に1~2回堆肥や緩効性肥料を与えます。




