● ソテツ アングラータの品種の特徴
「アングラータ」は、オーストラリア原産のソテツの仲間でブルーリーフに粉を纏った非常に美しい葉が魅力です。他のオーストラリア産サイカスに比べ高温で新葉形勢することが多いです。
蘇鉄(ソテツ)は九州南部~ジャワにかけて分布する常緑の裸子植物です。蘇鉄の名前は、幹に鉄くぎを打ち込んだり鉄類を株元に与えると弱った木が元気になることに由来します。
主に海岸沿いの岩場などに自生し、性質は強健で潮風、大気汚染に強くやせ地でも育てることができます。幹は太い円柱型でほとんど枝分かれせずに生長します。表面には葉が落ちた跡が残り、頂部から羽状の葉を茂らせる独特の姿は南国のイメージです。

| 学名 |
| cycas angulata ソテツ科 ソテツ属 |
| 別名 |
| 蘇鉄、 サイカス |
| 開花時期 |
| 6~7月頃 |
| 自家結実性 |
| 雌雄異株 |
| 最終樹高 |
| 地植え:3m ~ 10m 鉢植え:1m ~ 2m (常緑低木) |
| 最終葉張り |
| 1m ~ 3m 直立性 |
| 栽培用途 |
| 庭木、地植え、鉢植え、ロックガーデン、観葉植物、公園、街路樹、記念樹、学校、寺院、官公庁、ゴルフ場など |
| 成長の早さ |
| 遅い (5cm/年) |
| 植栽適地 |
| 南関東~沖縄(鉢植えでなら全国で栽培可能) |
| 育てやすさ |
|
★★★★☆ 初心者におすすめ 日照条件:日なた、 耐寒性弱い(0度)、耐暑性強い、耐乾性とても強い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:ほとんどつかない 害虫:ほとんどつかない |
蘇鉄 ( サイカス)|アングラータ 実生鉢苗の育て方
植え方・用土
基本的に植え付けは4月~9月までに行います。窒素分の少ないやせ地でも育ちます。
水はけの良い用土であれば育てられます。庭植えの場合水はけが悪いようなら腐葉土や赤玉土、砂礫質を混ぜ込んで排水性をよくしてから植えて下さい。鉢植えの場合は市販されている培養土がおすすめです。
水やり
水やりはほとんど必要なく、雨だけで育ちます。鉢植えでは夏だけ水切れに注意です。秋から徐々に水やりの回数を減らし、冬は乾燥気味で管理してください。
肥料のやり方
肥料は特に必要ありません。根に根粒があり、チッソを吸収できます。
剪定方法
葉が古くなると、黄色く変色してきます。葉の寿命なので根元から剪定してください。
葉は鋭いトゲがありますので、くれぐれもご注意下さい。
病害虫の予防法
基本的に丈夫な植物ですが、風通しが悪いとカイガラムシが発生する事があります。
増やし方
種まきか株分けで増やします。




