




● ドリアン コブの品種の特徴
ドリアン「コブ」はタイ原産の古いドリアン系統の流れを組むクリーミーな果肉と上品な甘さで知られる、タイの伝統的なドリアン品種です。
ドリアンは東南アジア原産の熱帯果樹で、「果物の王様」と称されるほど濃厚な味わいを持つことで知られています。数多くの品種が栽培されていますが、「コブ(Kob)」はタイで古くから受け継がれてきた在来品種の一つで、その安定した品質から現在も高い人気を誇ります。
果実はやや丸みのある形をしており、果肉は鮮やかな黄色で厚みがあります。食感は非常になめらかでクリーミー。濃厚なコクを持ちながらも重たさは少なく、バランスの取れた甘さと穏やかな香りが特徴です。強い苦味やアルコールのような風味は少なく、タイ品種らしい食べやすさを備えているため、ドリアン初心者にも親しみやすい品種として知られています。
樹勢は旺盛で、高温多湿な熱帯環境を好みます。十分な日当たりと水はけの良い土壌でよく育ち、生育期には水切れを防ぐことで力強く成長します。日本では温暖な地域での鉢植え栽培や温室栽培が中心となります。
耐暑性は非常に高い一方で寒さには弱く、10℃以下では生育が鈍ります。冬季は最低でも10~15℃以上を保てる環境で管理することで、安全に越冬させることができます。また、空気中の湿度を好むため、乾燥しすぎない環境づくりも栽培のポイントです。
タイには「モントーン」や「チャニー」など有名な品種が数多くありますが、「コブ」は伝統品種ならではの奥深い風味と、クセが強すぎない食べやすさが魅力です。近年は栽培数が限られることから、市場でも見かける機会が少なくなりつつあり、コレクション性の高い品種としても注目されています。
本場タイで長く愛され続けてきた伝統の味を楽しめる「コブ」。クリーミーな果肉と上品な甘さを味わえる、ドリアン愛好家にぜひ育てていただきたい希少な品種です。
「ドリアン」の魅力は、濃密な匂いと濃厚でクリーミーな甘美な味わいです。ビタミンやミネラルが豊富で「果物の王様」とも称されます。独特で強烈な香りは新鮮なドリアンなら少なく、一度食べたら病みつきになるほど美味しいらしいです。自生地では低地の密林に生え、45m程まで成長します。果樹園では10m程度に収まるように育てます。花からは腐った牛乳のような匂いがし、受粉者となるコウモリを呼びます。受粉後は14週程度で成熟し、一般的な大きさは直径25cm前後、重さは1~6kgほどです。表面はトゲトゲのある硬い皮に覆われており、可食部はその中にある種子の周りのクリーム状の部分となります。種子は焼いたりゆでたりすることで食べることは可能ですが、基本的には廃棄されます。
日本では栽培は極めて難しく、ある程度大きくなった気でも突然枯れることもあります。
| 学名 |
| Durio graveolens パンヤ科 ドゥリオ属 |
| 花色・大きさ・花形 |
| 白色・(5cm位)・一重咲き(花弁数:5枚) |
| 果実の大きさ |
| 小中果 1~2kg |
| 最終樹高 |
| 鉢植え:m ~ 2m (非耐寒性常緑高木) |
| 最終葉張り |
| 直立性 |
| 栽培用途 |
| 鉢植え、温室など |
| 植栽適地 |
| 西表島以南(鉢植えで加温管理であれば、全国での管理が可能です。) |
| 育てやすさ |
|
★☆☆☆☆ 難しい 日照条件:日なた~半日陰、 耐寒性弱い(15度)、耐暑性普通 |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:普通 害虫:普通につく |
ドリアン | コブ 実生ポット苗の育て方
植え方・用土
ドリアンの生育気温は23度以上とされ、15度以下になると枯死する恐れがあるため冬は温度管理が必須です。沖縄でも露地栽培が厳しいため、基本的に鉢植え(または温室地植え)の管理となります。小さな苗や若木の内は直射日光に弱いため、真夏はある程度遮光が必要。土質は酸性土壌が適しているため、ブルーベーリーやツツジ用の用土を使うと良いです。根を触られるのを極端に嫌うため、植えつけ、植替え時は極力根を触らないようそっと植え替えてください。除草時に傷がつくのすら嫌がります。
剪定方法
ドリアンは垂直に伸びる主幹に対し横にまっすぐな枝が伸びます。横に伸びた枝である程度太さがあるものに花芽が付くようです。主幹は2mで切り戻し、小枝を切り落としながら主枝を成熟させていきます。
その他豆知識
受粉はコウモリがいないので人工授粉が必要です。花粉を集め,筆などで撫でながら,人工授粉を行なってください。



