
● プロテア キングプロテアの品種の特徴
キングプロテアはプロテアの中でも直径20cmにもなる最大の頭状花を持つ品種です。南アフリカ共和国の南西部、南部にあるフィンボス地域に広く分布しており、南アフリカ共和国の国花でもあります。
プロテアは南アフリカ原産の常緑低木です。多数の花が集まって頭状花序をなし、着色した総苞が美しくそれを取り囲みます。花持ちがよく切り花として注目され、また乾燥しても形が崩れにくいのでドライフラワーとしても利用価値が高く、近年人気が出てきています。
オージープランツと共に、ロックガーデンやドライガーデンに合います。
シナロイデス種はキングプロテアやジャイアント プロテアという名前で日本でも親しまれています。
| 学名 |
| Protea cynaroides ヤマモガシ科 プロテア属 |
| 別名 |
| キングプロテア |
| 開花時期 |
| 5月~10月 |
| 花色・大きさ・花形 |
| ピンク~ホワイト・巨大輪咲き(20cm位) |
| 最終樹高 |
| 地植え:1m ~ 2m 鉢植え:1m ~ 2m (半耐寒性常緑低木) |
| 栽培用途 |
| 地植え、鉢植え、切り花、ドライフラワーなど |
| 植栽適地 |
| 関東以南~沖縄(鉢植えでなら全国で栽培可能) |
| 育てやすさ |
|
★★★☆☆ 育てやすい 日照条件:日なた、 耐寒性やや強い(-3度)、耐暑性強い、耐乾性強い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:強い 害虫:強い |
| 花言葉 |
| 王者の風格 |
プロテア|キングプロテア ポット苗の育て方
植え方・用土
日当たり、風通し、水はけがよく、冬に北風が当たらない場所に植え付けましょう。過湿に弱いため軽石をしっかり入れ、水はけをよくするのがポイントです。風に弱いので支柱を必ず立てます。鉢植えの場合は、鉢が根が詰まってきたらひとまわり大きな鉢に植え替えをします。関東より寒い地域では、鉢植え管理をし、寒い時期に霜に当てないよう注意します。基本的に弱酸性土壌を好みます。
水やり
乾燥を好むので、土の表面が十分に乾いてから水やりを行います。湿りすぎると根ぐされを起こしやすいので気をつけましょう。一方、意外と水切れ耐性はないため、鉢植えの場合は乾燥させすぎないことも大切です。
肥料のやり方
肥料は一般的な植物よりも少なめ、ほとんど与える事がなくても十分に育ちます。プロテオイド根(クラスター根)なのでりん酸の吸収能力が高いため、りん酸を含んだ肥料は与えないようにしましょう。
鉄分不足に陥りやすいので、葉の色が悪くなってきたらメネデールなどを与えましょう。
剪定方法
伸ばし放題にして育てていると花芽がつきにくいことが多いので、1年に数回剪定をしていきます。剪定をすることによって、剪定した部分から花芽が伸びてきます。
病害虫の予防法
カイガラムシがつくことがあります。見つけ次第歯ブラシなどでこすり取り、落ちたカイガラムシもきちんと処理します。
増やし方
挿し木、種




