
● マキ ラカンマキ 白芽の品種の特徴
「ラカンマキ 白芽」は真っ白な新芽が美しいラカンマキです。斑入り葉の植物は白い部分が夏に葉焼けしやすいです。
マキは真樹の意味で、槇(槙)の字を当てられています。
ラカンマキは昔から植えられている、馴染みのある身近な植物です。潮風にも強く丈夫な植物もですので防風林にも利用価値大です。イヌマキよりも葉が少し細目。庭木のほか刈込にも耐えるので、生垣にも最適!枝を伸ばしお好み形に仕立てても素敵です。
| 学名 |
| Podocarpus macrophyllus var. ‘maki’ マキ科 マキ属 |
| 果実の用途 |
| 観賞用。有毒性なので食べたらだめです。 |
| 自家結実性 |
| 雌雄異株(雌雄異株で雌にしか果実は実りません。メスだけ植えてあれば受粉樹がなくても不思議とたいてい結実します。) |
| 最終樹高 |
| 地植え:5m ~ 20m 鉢植え:1m ~ 2m (常緑中高木) |
| 最終葉張り |
| 4m 直立性 |
| 栽培用途 |
| 鉢植え、地植え、盆栽、目隠し、生垣、花壇、工場緑地帯、街路樹、学校、公園、防風林 |
| 成長の早さ |
| 遅い |
| 植栽適地 |
| 南東北~沖縄(鉢植えでなら全国で栽培可能) |
| 育てやすさ |
|
★★★★☆ 初心者におすすめ 日照条件:日なた~日陰、耐陰性強い、 耐寒性強い、耐暑性強い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:強い 害虫:ほとんどつかない |
ラカンマキ(羅漢槇)|白芽 ポット苗の育て方
植え方・用土
基本的に植え付けは10月~入梅までに行います。乾燥に気をつければ夏場の植え付けも耐えます。日当たりの良い水はけの良い肥沃な土壌に植えます。土質は選びませんが、乾燥を嫌うので『花ひろば堆肥極み』や完熟の腐葉土をすきこんだ土に浅めに植え付けします。鉢植えでも大丈夫です。
水やり
地植えの場合は水やりの必要はほとんどないですが、高温や乾燥がひどい場合はお水をあげて下さい。鉢植えの場合は、土の表面が乾いた時にたっぷり水やりをします。
肥料のやり方
開花前の2月に寒肥として油かすと腐葉土や『花ひろば堆肥極み』を株周りに穴を掘り与えます。
剪定方法
放任して育てても自然な樹形になります。刈り込みにも強く、剪定は6~7月と10~11月に不要枝を間引く剪定と葉先を整える刈り込み剪定を行います。※生垣での植栽間隔は30cm間隔をお勧めします。 生垣では刈り込んで仕立てていきます。
【生垣の作り方はこちら】
病害虫の予防法
害虫はつきにくいです。風通しの悪い環境ではアブラムシ、ハマキムシ、カイガラムシがつくことがあります。





