
● ルリミノキの品種の特徴
ルリミノキは九州南部などにありますが、愛知の鳳来寺が日本の北限になるそうです。本種は「鳳来寺」という品種とは別種で、原種になります。ブルーの実がなります秋にはツヤ感のある深い青色の美しい味が楽しめます。
ルリミノキは「瑠璃実の木」とも呼ばれ、兵庫県では絶滅危惧種として扱われており、美しい青い実をつけます。育てるのが難しく、合わない土地だとすぐに枯れてしまうらしく非常に貴重な植物です。
| 学名 |
| Lasianthus japonicus アカネ科 ルリミノキ属 |
| 別名 |
| 瑠璃実の木、ルリダマノキ |
| 開花時期 |
| 5~6月 |
| 花色・大きさ・花形 |
| 白色・極小輪咲き・一重咲き |
| 最終樹高 |
| 地植え:m ~ 1.5m 鉢植え:m ~ 1.5m (耐寒性常緑低木) |
| 栽培用途 |
| 地植え、鉢植え、盆栽 など |
| 植栽適地 |
| 東海地方~沖縄(鉢植えでなら全国で栽培可能) |
| 育てやすさ |
|
★☆☆☆☆ やや難しい 日照条件:半日陰、 耐寒性やや弱い、耐暑性やや弱い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:普通 害虫:普通につく |
ルリミノキの育て方
植え方・用土
基本的に植え付けは10月~入梅までに行います。水はけのよい土壌で植えつけましょう。寒冷地では鉢栽培をおすすめします。半日陰で水はけ水持ちのよい場所が好ましいです。寒さに弱いので冬は凍結に気をつけてください。山地に自生する種であり、乾燥の厳しい都市部や道路沿いなどへの植栽は難しいです。
水やり
鉢植えでは土が乾いたらたっぷりと与えます。地植えの場合は、雨が少なく乾燥する場合はたっぷりと与えてください。
肥料のやり方
2月ごろに寒肥として有機肥料の油かすを株周りに与えます。
剪定方法
剪定することで枝を密生させることができます。良い枝を切り詰めるようにしてください。徒長枝が伸びて樹形を乱す場合は、取り除いてください。





