
● パロティア ジャクモンティの品種の特徴
「パロティア ジャクモンティ」は辞書によると直立樹形で、葉が長さ10cmにもなる非常に大きい卵型の緑葉だそうです。春から初夏に黄色い繭状のオシベがある白花を咲かせます。樹高は6m前後でヒマラヤ原産だそうです。
パロティアは生育がかなり遅く、樹形が整いやすいので放任でも育てやすい樹木です。秋は、黄~赤までの様々な葉色に紅葉する上、緑色の葉も残るため多種多様な葉色が一度に楽しめます。春は新緑、秋は紅葉と四季を通じた葉色の変化が大変美しく、新しい景観木として注目されつつある珍しい新樹種です。
| 学名 |
| Parrotia マンサク科 パロティア属 |
| 別名 |
| ペルシャン、アイアンウッド |
| 開花時期 |
| 2~3月頃 |
| 花色・大きさ・花形 |
| 白 |
| 最終樹高 |
| 地植え:2m ~ 6m 鉢植え:1m ~ 2m (耐寒性落葉中高木) |
| 最終葉張り |
| 直立性 |
| 栽培用途 |
| 地植え、シンボルツリー、鉢植え、盆栽、記念樹、庭植え、公園など |
| 植栽適地 |
| 北海道~九州 |
| 育てやすさ |
|
★★★★★ 初心者に超おすすめ 日照条件:日向~半日陰、 耐寒性強い(-30度)、耐暑性強い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:ほとんど出ない 害虫:ほとんどつかない |
パロティア |ジャクモンティ ポット苗の育て方
植え方・用土
基本的に植え付けは11月~入梅までに行います。寒地では春植えをおすすめします。
日当たりの良い水はけが良ければ土質は選びません。花ひろば堆肥“極み”、完熟の腐葉土をすきこんだ土に植え付けします。
水やり
雨が当たる環境で地植え(露地栽培)の場合、よほど乾く場所でなければ水やりは必要ありません。鉢植えでは土が乾いたらたっぷりと与えます。
肥料のやり方
2月ごろに寒肥として油粕と腐葉土や堆肥を株周りに穴を掘り与えます。
剪定方法
樹形が整いやすく成長も遅いので、冬の剪定で込み合った枝を根元から切り落とす程度にとどめます。
病害虫の予防法
特に気になる病害虫はいません。




