水無月紫陽花のようなガク咲きの白い花が咲きます。


秋に赤い果実がつきます。

カンボク 中国 4

● カンボク 中国の品種の特徴

カンボクは東アジア北東部に分布し、明るい山林のやや湿り気のある場所に自生しています。初夏にはヤブデマリによく似た花を咲かせます。見分け方は葉の形、カンボクは葉が3つに分かれています。花のあとにつく真っ赤な実は美しくおいしそうではありますが、有毒なため「嫁殺し」という怖い別名が付けられているので注意が必要です。木材としては白色で香りがあったことから日本では楊枝の材料として使われていました。

学名
Viburnum opulus var. sargentii レンプクソウ科 ガマズミ属
別名
ケナシカンボク、肝木
開花時期
5~7月
花色・大きさ・花形
白色・・ガク咲き
収穫時期
10月下旬
果実の用途
観賞用(有毒です!)
結果年数
3~5年
自家結実性
1本でなる
最終樹高
地植え:2m ~ 7m 鉢植え:1m ~ 2m (落葉低木)
栽培用途
庭木、記念樹、花壇、鉢植え、盆栽、シンボルツリー
植栽適地
東北~九州
育てやすさ
★★★☆☆ 初心者におすすめ
日照条件:日なた~半日陰、
耐寒性強い、耐暑性やや弱い、耐乾性やや弱い
耐病害虫性
耐病性:普通 害虫:普通
花言葉
年老いた

カンボク|中国 ポット苗の育て方


植え方・用土

通気性と保水性が良い肥沃な土壌を好むため、植え付け時には堆肥腐葉土を3割ほどすき込んであげましょう。パーライトもおすすめです。
山林に自生する植物なので夏は苦手です。夏の直射日光が長時間当たる場所は避けましょう。


水やり

地植えでは雨任せで大丈夫。鉢植えでは土がよく乾いたらたっぷりと与えてください。


肥料のやり方

基本的に肥料をあまり必要としませんが、冬に寒肥として緩効性肥料を与えるとより健康に育ちます。古い根は肥料の吸収が悪いので、肥料を与える際は株もとを中耕したうえで土中に施します。


剪定方法

カンボクは基本的に自然樹形を楽しみます。剪定は一応できるので、コンパクトに仕上げたいときや木をリフレッシュさせたいときは剪定を行います、剪定適期は晩冬から早春の落葉期です。古い枝や込み合っている枝、細い枝や樹形を乱す枝を付け根から切り落とします。枯れた枝は適宜取り除いてください。次の開花や生育に影響するため強剪定は避けましょう。


増やし方

挿し木




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