● ヒイラギナンテン 黄香の品種の特徴

ヒイラギナンテン「黄香」は、冬に香りのある黄色い花を咲かせます。葉にはとげはありません。花が香る魔除けのヒイラギ。別名:メキシコ

ヒイラギナンテンは常緑で濃い緑色の葉、早春に長い花穂に多数つく黄色い花、初夏に熟す黒青色で粉を吹いた果実と、1年を通じて観賞できる植物です。
ヒイラギナンテンの和名は葉がナンテンのように複葉で、ヒイラギのようにとげのあることや、果実のつき方がナンテンに似ることに由来しており、実際の属名とは異なります。

学名
Mahonia japonica メギ科 マホニア属
別名
メキシコ
開花時期
秋から冬
花色・大きさ・花形
黄色・・房咲き
香りの強さ
★★★☆☆ 中香
最終樹高
地植え:0.5m ~ 1.5m 鉢植え:0.5m ~ 1.5m (耐寒性常緑低木)
栽培用途
地植え、鉢植え、盆栽、生垣など
成長の早さ
普通 (20cm/年)
植栽適地
東北~沖縄(寒冷地では鉢植え栽培をおすすめします)
育てやすさ
★★★☆☆ 育てやすい
日照条件:日なた~半日陰、耐陰性強い、
耐寒性やや強い、耐暑性強い
耐病害虫性
耐病性:とても強い 害虫:ほとんどつかない
トゲの大きさ
なし
花言葉
激しい感情、激情、愛情は増すばかり

ヒイラギナンテン | 黄香 ポット苗の育て方


植え方・用土

冬の冷乾風の当たらない日なたから半日陰に植えます。日陰に植えると徒長して節間が伸び、ひょろひょろとした姿となり、花つきも悪くなってしまいます。土質は特に選びませんが、乾燥しすぎない、腐植質を含む肥沃な土壌が適します。
新芽が伸びる前の3月中旬から4月下旬か、本格的な冬に入る前の10月上旬から11月下旬に植えつけます。


水やり

特に必要ありませんが、極端に乾燥する夏の高温期には、朝か夕方に水やりします。


肥料のやり方

寒肥として、1月上旬から2月下旬に緩効性の化成肥料や、固形の油かすを施します。


剪定方法

ヒイラギナンテンは分枝しにくいので、放っておくと背ばかりが高くなり、花数も少なくなってしまいます。これを調整するために、開花後の3月中旬から4月下旬に剪定しましょう。枝先から1節下の部分で切ると、複数の新梢が伸びてきます。毎年これを繰り返すと、こんもりとした樹形に整います。同時に混みすぎた枝や、枯れ枝を切り除きましょう。刈り込みに強いため、大きくなりすぎた株は、好みの大きさに切り戻し剪定することもできます。
剪定する場合は全ての幹を切ります。中途半端に切らない幹を残すなどをすると、剪定した幹が枯れ下がったりします。


増やし方

種まき、挿し木




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