● ハマヒサカキ 黃曙斑の品種の特徴

ハマヒサカキ曙斑は、新芽の明るいクリームイエローから始まり、葉が成熟するにしたがって濃い緑色に落ち着いていきます。枝の上で展開する黄色からグリーンのグラデーションはとても鮮やかです。

ハマヒサカキは、ヒサカキよりも葉が丸く、分厚く、光沢があり、乾燥などに強いのが特徴です。潮風にも強いことから、海岸林としても重宝されることから「ハマ」ヒサカキと呼ばれるようになりました。

学名
Eurya emarginata ツバキ科 ヒサカキ属
別名
浜姫榊(ハマヒサカキ)、イソシバ、イソヒサカキ、シタンノキ
開花時期
10~12月
花色・大きさ・花形
白・・釣鐘状の可愛らしい花
最終樹高
地植え:5m ~ 20m 鉢植え:1m ~ 2m (常緑小高木)
最終葉張り
1m 
栽培用途
生垣、切花、記念樹、鉢植え、盆栽、花壇
成長の早さ
普通 (30cm/年)
植栽適地
関東~沖縄(鉢植えでなら全国で栽培可能)
育てやすさ
★★★☆☆ 育てやすい
日照条件:日なた~半日陰、耐陰性強い、
耐寒性やや強い、耐暑性強い、耐乾性普通
耐病害虫性
耐病性:普通 害虫:普通につく

ハマヒサカキ|黄曙斑 ポット苗の育て方


植え方・用土

基本的に植え付けの適期は3月下旬~4月、9月下旬~10月です。行います。日当たりの良い水はけの良い肥沃な土壌に植えます。直射日光がきついと葉が黒く焼けます。土質は選びませんが、乾燥を嫌うので花ひろば堆肥“極み”や完熟の腐葉土をすきこんだ土に浅めに植え付けします。鉢植えでも大丈夫です。鉢植えの場合、根詰まりをしているようなら植え替えをしてください。


水やり

雨が当たる環境で地植え(露地栽培)の場合、よほど乾く場所でなければ水やりは必要ありません。鉢植えでは土が乾いたらたっぷりと与えます。


肥料のやり方

肥料は2月ごろに寒肥として油かすと腐葉土や堆肥を株周りに穴を掘り与えます。肥料が切れると葉色が悪くなります。


剪定方法

剪定は必要なときに必要なだけ切りますが、剪定せずに放任して育てても自然な樹形になります。もし剪定をする場合は、4月~7月初旬、9月下旬~10月に、込み入った枝だけをして頂けたら良いです。


その他豆知識

生垣を作るときの植え付け間隔は30~40cmが基本です。1mあたり2.5~3本になります。だいたい180~200cmおきに杭を立てて、 横にした竹などを取り付けて
木が風で倒れたりしないよう固定します。支柱を取り付ける理由は、風などの影響を抑え、根張りを良くする為です。


病害虫の予防法

まれに、カイガラムシなどの排泄物に糸状菌(カビ)が生える事を原因とする、すす病にかかります。その場合は、カイガラムシなどの駆除を行ってください。また、剪定で風通しを良くしてあげてください。


育て方のまとめ

成長が遅く、管理がしやすい。土壌を選ばず、日陰に強い。




この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事