ヤブニッケイ フクリン斑

● ヤブニッケイ フクリン斑の品種の特徴

落ち着いた緑の葉色に、はっきりとした白フクリン斑が入ります。樹形は乱れやすいものの、茂りがよいため目隠しとして最適です。明るいフクリン班の入ったこの品種なら、庭の雰囲気を明るく保ちます。

花や実に特徴がないためあまり目立たない木ですが、葉が密生することや性質が丈夫であることから、目隠しや防風など実用的な目的で植栽されることが多いのが特徴です。
雌雄異株でメスの木には黒い果実ができます。独特な木肌を持ち、年月を感じさせる風合いが魅力的です。ニッケイ(肉桂)の名前が付いているように、葉を揉むと芳香があります。肉桂よりは寒さに強いです。

学名
Cinnamomum yabunikkei クスノキ科 クスノキ
別名
藪肉桂、ウスバヤブニッケイ、ナンジャモドキ
開花時期
6月頃
花色・大きさ・花形
淡い黄緑色・極小輪咲き(1cm位)・一重咲き
収穫時期
10月~11月
果実の用途
観賞用、香油など
自家結実性
一本でならない(雌雄異株)
最終樹高
地植え:5m ~ 10m 鉢植え:1m ~ 2m (常緑高木)
栽培用途
庭木、シンボルツリー、目隠し、地植え、鉢植え
植栽適地
南東北~沖縄(鉢植えでなら全国で栽培可能)
育てやすさ
★★★☆☆ 育てやすい
日照条件:日なた、
耐寒性やや強い、耐暑性強い、耐乾性強い
耐病害虫性
耐病性:強い 害虫:普通につく

ヤブニッケイ |フクリン斑 ポット苗の育て方


植え方・用土

日当たりの良い水はけの良い肥沃な土壌に植えます。花ひろば堆肥“極み”をよくすきこんだ土に浅めに植え付けします。鉢植えでも大丈夫です。
鉢植えで管理する場合は、花ひろば培養土「和み」をお使いいただくと良いです。3月~4月か9月~11月が植え付け適期です。


水やり

地植えの場合は水やりの必要はほとんどないですが、高温や乾燥がひどい場合はお水をあげて下さい。鉢植えの場合は、土の表面が乾いた時にたっぷり水やりをします。


肥料のやり方

開花前の2月に寒肥として油かす腐葉土『花ひろば堆肥極み』を株周りに穴を掘り与えます。


剪定方法

剪定を嫌う傾向があり形が乱れやすいため、広めのスペースで樹形を楽しむようにします。


病害虫の予防法

害虫はつきにくいかと思いますが風通しの悪い環境ではアブラムシ、ハマキムシ、カイガラムシがつくことがあります。




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