●商品について
商品は挿し木ポット苗です。根鉢の部分も含め高さ約20~45cmです。根鉢の大きさは2.5号もしくは3号ポット(直径7.5cmもしくは9cmポット)です。
オス、メス、オスメスのセットからお選びください。
オスは斑入り葉ではありません。メスは常緑性で、オスは落葉樹です。

● ハナイカダ トキワハナイカダ 赤実の品種の特徴
通常は黒色の実がつくハナイカダですが、こちらは珍しい赤実の常緑品種です。最低気温が氷点下を下回らない地域なら、地植えでも一年中緑の葉が楽しめます。
現状知る限り、トキワハナイカダのオス木はありません。
雌に赤い実はなるのですが、自家結実性なのか普通のオスで受粉しているか不明です。受粉用にオスのハナイカダを近くで育てると安心です。
園芸種か原種かも申し訳ございませんが不明です。
わからない事が多すぎて申し訳ございません。
花筏(はないかだ)は桜のようにギザギザした葉で、葉の上(主脈の真ん中)に花をつけ、8月~10月ごろに果実を実らせます。
雌株には雌花が、雄株に雄花が咲く雌雄異株なので、果実はメスにしかなりません(近くにオス木も必要です)。果実7~9mmほどで、最初は青く、だんだん黒く艶やかな色になります。まるで、黒い真珠が葉の上に乗ったような神秘的な感じ。果実が面白い雌株も人気ですが、オスの花は活花や茶花で人気です。
果実は生食や果実酒に、春から初夏にかけて出る新芽は天ぷらなどにも楽しめます。加熱すると松茸のような香りがあります。
店長が業界デビューして間もないころに日本の樹木という図鑑を見ていて一目ぼれ。ハナイカダは昔から大好きな植物でして、毎年生産者さんの苗を探すのですが、なかなか入荷できないレアキャラです。
| 学名 |
| Helwingia himalaica ミズキ科 ハナイカダ属 |
| 開花時期 |
| 4~5月 |
| 花色・大きさ・花形 |
| 淡緑色・極小輪咲き・葉の中央に咲く |
| 収穫時期 |
| 9~10月 |
| 自家結実性 |
| 雌雄異株(雌に赤い実はなるのですが、自家結実性なのか普通のオスで受粉しているか不明です。受粉用にオスのハナイカダを近くで育てると安心です。) |
| 最終樹高 |
| 地植え:2m ~ 3m 鉢植え:1m ~ 2m (半常緑低木) |
| 栽培用途 |
| 鉢植え、地植え、記念樹、公園など |
| 植栽適地 |
| 東北~沖縄(鉢植えでなら全国で栽培可能) |
| 育てやすさ |
|
★★★★☆ 初心者におすすめ 日照条件:日なた~半日陰、耐陰性強い、 耐寒性強い、耐暑性強い、耐乾性普通 |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:強い 害虫:強い |
| 花言葉 |
| 嫁の涙、気高い人 |
トキワハナイカダ |赤実 ポット苗の育て方
植え方・用土
基本的に移植や植え付けは落葉期の11月~入梅までに行います。水はけと水保ちの良い、ふかふかの湿り気のある土壌に植えます。腐葉土などをすき込んであげてください。
日当たりよりも、少し日陰になるところを好みます。日あたりでも育ちますが、強い日差しのもとでは葉が見苦しくなります。乾いた寒風は避けるようにしてあげてください。
水やり
湿り気があるのが好きなので、乾いてきたらたっぷり水を与えてください。夏場の乾燥などには気をつけてあげてください。
肥料のやり方
肥料はあまり必要ありません。2月くらいに寒肥として腐葉土や堆肥を株周りに穴を掘り与えます。
剪定方法
そのままでも良いです。剪定を行う場合には、込み合う枝を落としたり、風通しを良くする剪定を行います。
病害虫の予防法
特に気になる病害虫はいません。風通しを良くして、見かけたら対応してあげてください。
増やし方
実生、株分け、挿し木




