

● イヌビワ ガビサンの品種の特徴
イヌビワは基本的に雌雄異株ですが、こちらの品種は珍しい両性株です。実は赤く、鈴なりに実ります。一応食用も可能ですが、おいしくないです。
イヌビワは関東以西本州、四国、九州、沖縄にかけて分布する落葉低木樹です。名前に「ビワ」とついていますが、実際には「いちじく」の仲間で、果実のつき方や見た目も、イチジクに似ています。果実は熟すと黒紫色になり、そのまま食べることもできますが、あまりおいしくありません。そのため、観賞用として小さな果実を楽しんでいただくことをおすすめします。また、イヌビワコバチと共生関係にあり、受粉の手助けをしてくれるため、イヌビワコバチがいない環境では実がつきません。(雌雄異株です)
樹皮は白っぽく、秋には葉が黄色く色づき黄葉を楽しめます。
寒さにはあまり強くないので、寒冷地では鉢植えでの管理をおすすめします。
| 学名 |
| Ficus erecta クワ科 イチジク属 |
| 別名 |
| ヒメイチジク、イタビ、イタブ |
| 開花時期 |
| 4~7月 |
| 花色・大きさ・花形 |
| ・※イチジク属に見られる花序で、外からは見えない集合花となります。 |
| 収穫時期 |
| 9~10月 |
| 果実の用途 |
| 観賞用(一応食べられるがおいしくない) |
| 最終樹高 |
| 地植え:3m ~ 5m 鉢植え:1m ~ 2m (落葉低木) |
| 栽培用途 |
| 鉢植え、記念樹、盆栽、インテリアプランツなど |
| 植栽適地 |
| 関東~沖縄(鉢植えでなら全国で栽培可能) |
| 育てやすさ |
|
★★★★☆ 初心者におすすめ 日照条件:日なた、土壌酸度:弱酸性 耐寒性やや弱い(5度)、耐暑性普通 |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:強い 害虫:強い |
| 花言葉 |
| あふれる思い |
イヌビワ |ガビサン ポット苗の育て方
植え方・用土
基本的に植え付けは10月~入梅までに行います。日向~半日陰の肥沃な土壌に植え付けてあげてください。寒さが苦手なので、寒冷地では寒さのしのげるところに植えるか、鉢植えでの管理をおすすめします。
水やり
露地植えの場合、根付いてからは雨が降らない日が続くとき以外は特に水やりは必要ありません。鉢植えの場合は土が乾いたらたっぷりと与えてください。
肥料のやり方
3月と収穫後に速効性化成肥料を与え、12月ごろ有機質肥料を与えます。
病害虫の予防法
特に気になる病害虫はありません。





