ナニワイバラのポール仕立て。庭木のような存在感。岐阜県可児市で撮影

● バラ ナニワイバラの品種の特徴

「ナニワイバラ」は中国南部、台湾の野生種で、日本には江戸時代に難波商人によって持ち込まれました。名前の由来ともなっており、ナニワバラ(難波薔薇)とも呼ばれています。
花は純白の大輪一重咲きで中心に黄色が入る素朴な花形デ、切花の銘花で茶花にも使えます。梅に似たさわやかな香りのホワイトガーデンにおすすめのすばらしい原種です。ちょっととげがあるローズヒップが実ります。
つる性で7mくらいまで生長するなど、生育がめちゃくちゃいいので、大型のアーチや壁面仕立て、フェンス、木に登らせるなど用途は多彩。黒星病に強く、うどん粉病に強いので、初心者にもお勧めの品種です。耐寒性はやや弱いので、寒冷地では防寒する必要があります。濃緑色の照り葉は関東地方以南では常緑性になります。

学名
Rosa laevigata バラ科 バラ属
別名
ロサ=レビガータ、ロサ=ラエウィガータ、ナニワバラ(難波薔薇)
開花時期
4~6月 (一季咲き)
花色・大きさ・花形
白・大輪咲き(8cm位)・一重平咲き
香りの強さ
★★★☆☆ 中香 フルーツ
最終樹高
地植え:m ~ 7m 鉢植え:m ~ 2m (耐寒性半常緑低木)
最終葉張り
つる性、ランブラー、横張性
栽培用途
大型のアーチ、壁面仕立て、フェンス、地植え、鉢植え、花壇、庭木、ポール、オベリスク、切花、茶花
成長の早さ
樹勢がとても強い
植栽適地
日本全国
育てやすさ
★★★★☆ 初心者におすすめ
日照条件:日なた、耐陰性強い、土壌酸度:弱アルカリ性
耐寒性普通、耐暑性強い
耐病害虫性
耐病性:ほとんどつかない 害虫:ほとんどつかない
芽吹き時期
4月頃
トゲの大きさ
トゲは普通
花言葉
「純粋な愛」「愛情と敬意」「私はあなたにふさわしい」



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