● しろ菜 しろ菜の品種の特徴
やわらかく傷みやすいので、遠方への出荷に向かないことから、スーパーではなかなか見かけない希少な伝統野菜です。栽培はカンタンで、ベランダのプランターなどの省スペースでもOK!早生品種なので種まきから30日前後で収穫できちゃいます。栽培初心者さんにもおすすめです。
しろ菜は、クセがなく火を通すとしんなりやわらかくなります。関西風に「菜っ葉とおあげの炊いたん」を作ってもいいですね。大正時代の大阪では、しろ菜とサツマイモのお味噌汁を寒い夜に食べると体が温まる、と言われていたそうです。大阪の伝統野菜、ぜひ栽培して味わってみてください!栽培期間も3月~10月と長い間楽しめます。
江戸時代から大阪で作られてきた「しろ菜」。大阪しろな、天満菜とも呼ばれ、卵型の緑の葉っぱに、白くて細い茎が特長。アブラナ科の結球しないハクサイの仲間です。
| 学名 |
| Brassica campestris var. amplexicaulis アブラナ科 アブラナ属 |
| 別名 |
| 天満菜(てんまな)、大阪しろな(おおさかしろな)、ばんせいな(晩生菜)、しろな |
| 果実の用途 |
| 煮物、炒め物 |
| 最終樹高 |
| (多年草) |
| 栽培用途 |
| 食用 |
| 植栽適地 |
| 北海道~沖縄(鉢植えでなら全国で栽培可能) |
| 育てやすさ |
|
★★★★★ 初心者に超おすすめ 日照条件:日なた、 耐寒性強い、耐暑性やや弱い、耐乾性やや弱い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:やや強い 害虫:普通 |
しろ菜(しろな)の育て方
植え方・用土
種まきの時期は3~10月頃です。直播(筋まき2~3cm間隔)に種をまきます。発芽したら適宜間引きして株間3~5cmで育て、草丈が20cm前後で収穫します。発芽温度は15~20℃ぐらいです。風通しのよい日なたで育ててください。
水やり
土が乾いたらたっぷりと水を与えてあげてください。
肥料のやり方
葉が5~6枚になったころに、追肥を与えます。その後は、3週間ごとぐらいに追肥を与えてください。
その他豆知識
収穫は根ごと引き抜いてください。その後根の部分は切り落とします。
育て方のまとめ
連作障害が起こります。




