● サボテン パキケレウス ウェベリの品種の特徴

パキケレウス・ウェベリは、メキシコ原産の大型柱サボテンで、自生地では高さ10~15m、条件によっては20m近くまで成長することもある壮大な種類です。若いうちは単幹でまっすぐ伸び、成長すると上部から多数の枝を分岐させ、堂々とした樹形になります。
緑色から灰緑色の太い茎には、規則正しく並んだ稜と黄金色から灰色の鋭いトゲが付き、若株の頃から力強い存在感があります。成長速度は柱サボテンの中では比較的早く、実生栽培でも年数を重ねるごとに幹が太くなり、迫力ある姿へ育っていきます。
成熟株では春から初夏にかけて白色の大きな花を夜間に咲かせ、その後は赤紫色の果実を付けます。受粉後には赤紫色から赤色の果実を付け、内部には黒い種子を含んだ白い果肉があります。果実は野生では鳥やコウモリなどの重要な食料にもなっています。

大型種ならではの雄大さと育てる楽しさを兼ね備えた、柱サボテン愛好家に人気の高い一種です。
乾燥や高温に非常に強く、寿命が非常に長いです。

多肉植物のなかでも「刺座(しざ、とげざ)」という特別な器官、トゲをもつものが「サボテン」に分類されます。英語では「カクタス」。他にもシャボテン、仙人掌、覇王樹などと表記されることもあるようです。

学名
Pachycereus weberi サボテン科 パキケレウス属
開花時期
4月~5月頃
花色・大きさ・花形
白・大輪咲き(6cm位)
香りの強さ
★★★★★ 強香
自家結実性
1本でなる
最終樹高
地植え:1m ~ 15m 鉢植え:1m ~ 2m ()
最終葉張り
燭台状
栽培用途
鉢植え、観葉植物、サボテン、果樹
成長の早さ
早い
植栽適地
日本全国(原則、鉢植え栽培)
育てやすさ
★★★★☆ 育てやすい
日照条件:日なた、土壌酸度:弱酸性
耐寒性弱い(5度)、耐暑性強い
耐病害虫性
耐病性:強い 害虫:強い
芽吹き時期
4月頃

柱サボテンの種 【パキケレウス ウェベリ】の育て方


植え方・用土

用土はサボテン・多肉植物専用培養土、または硬質赤玉土(小粒)5割、軽石(小粒)3割、日向土または桐生砂2割程度を配合した、水はけの良い用土が適しています。
植え付け適期は4月~7月です。
地植えの際は温室で、家庭栽培の場合は、鉢植え栽培が必須になります。生育適温は25~30度です。8℃以下になると、茎が黄色くなり寒害を受けるので、寒さ対策は特に重要です。鉢植え栽培の場合、10月下旬からは 日中 ベランダで日光に当て、夕方からは室内で管理してあげてください。(10月下旬~4月までは室内管理がおすすめ)日当りの良い場所での管理がおすすめです。また夏の直射日光が強すぎると日焼けしやすいので、直射日光を避けた涼しい環境で育てます。

水はけの良い土が良いですが、サボテン用の用土は水はけが良すぎるのでおすすめしません。当店で販売中の 花ひろば培養土がオススメです。。鉢植えの際、号数は10号サイズが良いです。


水やり

生育適温の期間は水を多く欲しがります。開花期から結果期は特に養水分を欲しがります。根が浅いので、毎日こまめに見て、表土が乾いたら少量与え、常に土が湿っているのが良いです。
冬は休眠気味になるため、5~10℃以上を保ち、水やりは月1回程度か断水気味に管理してください。


肥料のやり方

緩効性化成肥料を4月から9月くらいまで、月に1度与えます。


病害虫の予防法

病気、害虫は あまり出ません。病気や害虫に強い品種なので、安心して育てられます。


増やし方

発芽適温は25~30℃です。
新鮮な種子では70~90%程度の発芽率が期待できます。適温・適湿を維持すると発芽は揃いやすく、サボテンの中では比較的発芽しやすい種類です。古い種子では発芽率が30~50%程度まで低下することがあります。

種子の保存方法
高温多湿を避け、密閉容器に乾燥剤とともに入れ、5~10℃程度の冷蔵庫で保存してください。サボテンの種子は比較的保存性がありますが、発芽率を維持するためには1~2年以内の播種がおすすめです。

種まき方法
種まきは気温が25~30℃になる春から初夏が最適です。
清潔なサボテン播種用土や細粒の赤玉土、細粒軽石を混ぜた水はけの良い用土を使用します。種子は用土の表面にまき、覆土はごく薄くするか、ほとんど覆わない程度にします。
播種後は霧吹きなどで十分に湿らせ、腰水管理を行いながら明るい日陰で管理してください。直射日光は避け、風通しを確保すると発芽しやすくなります。発芽後は徐々に光に慣らし、本葉が展開したら通常の水やりへ移行します。




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