

一年に5cm伸びたら良い方と言われるユッカ。ここまで育つには何十年もかかります。

四方に伸びる花房はなんだか不思議な感じです。

● ユッカ ロストラータの品種の特徴
アオノリュウゼツランは、イギリスでは100年目に開花すること「センチュリープラント」とも呼ばれています。最も、熱帯では10~20年、日本では30~50年に一度開花するそうです。メキシコのお酒「プルケ」の原料です。有名なところでは同じアガベを使ったお酒にテキーラがあります(こちらの品種はアガベ・アスール・テキラーナ)。
青々とした斑が入っていない葉が魅力です。
やぁ~、すごい植物が入荷して参りました。正直、最初見たときは「ん?アロエ?」なんて思ったのですが、これはアロエでもアロエの仲間でもありません。アロエなどは「多肉植物」に分類されますが、こちらのリュウゼツランは「単子葉植物」でリュウゼツラン科の植物です。
とまぁ、学術的なハナシは置いといて (笑)、この植物の触れ込みが「約半世紀に一度しか花が咲かない」なんです!単純に半世紀などと言われていますが、実際には30~40年くらいに一度の花だそうです。かつては100年に一度咲くとも言われ、「センチュリープラント」の別名がつけられたんです。でも、そんなに長い期間待てませんよね。よ~くこの植物を見てください。葉はしっかりして丈夫そうなので、観葉植物にピッタリです。
ちなみに花が咲くときは、茎が数メートルくらいグ~ンと伸び、花を付けるそうです。
ただし注意点があります。葉には「トゲ」があるので、取り扱いには十分お気をつけ下さい。アロエに似ているだけあってメキシコなどに自生するそうです。そして食用や繊維食物としても使われるそうです。
和名は竜舌蘭で別名「アガベ」。ランと名前についていますが、蘭の仲間ではありません。本当に珍しい植物なので、かなり高値で取引されています。今回は鉢植えなどでも扱いやすい50cm前後のサイズをご用意しました。
| 学名 |
| Yucca ”rostrata” リュウゼツラン科 ユッカ属 |
| 別名 |
| ビークユッカ |
| 開花時期 |
| 不定期 |
| 花色・大きさ・花形 |
| 薄い黄色・・※穂になって咲く |
| 最終樹高 |
| 地植え:1m ~ 4m 鉢植え:1m ~ 2m (常緑低木) |
| 栽培用途 |
| 地植え、鉢植え、シンボルツリーなど |
| 成長の早さ |
| 極めて遅い |
| 植栽適地 |
| 東北南部~沖縄(鉢植えでなら全国で栽培可能) |
| 育てやすさ |
|
★★★★☆ 初心者におすすめ 日照条件:日なた、 耐寒性強い(-10度)、耐暑性強い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:ほとんどつかない 害虫:ほとんどつかない |
| 花言葉 |
| 勇壮、偉大 |
種子【ユッカ ロストラータ】の育て方
植え方・用土
水はけが良い場所を好むため、腐植質で水はけのよい用土(例:赤玉土小粒7、腐葉土3、軽石小粒2の配合土など)で、盛り土をした場所に植え付けると良いです。
耐寒性はあるものの根が凍ると枯れてしまうため、寒さが厳しいところは霜よけをしたり根元をマルティングしたりと防寒対策をしてあげましょう。
水やり
地植えの場合は水やりは必要ありません。鉢植えの際は、夏場はしっかり乾いたら水を与え、冬は乾燥気味に。根が凍ると枯れこむため、午前中の暖かなうちにあげましょう。根腐れなどを起こしやすくなるため与えすぎは厳禁です。
肥料のやり方
春から秋の生育期に緩効性化成肥料を2か月に1回施します。寒い時期は肥料焼けを起こすため与えないようにします。
剪定方法
茎から伸ばした芽が長く伸びすぎたら、株元から5~10cm残し、切り戻します。切った茎はさし木にできます。水やりが少ないと葉先が枯れるので、枯れた葉先はハサミで葉の形に沿ってカットします。
病害虫の予防法
気になる病害虫はあまりありません。風通しが悪いとカイガラムシ・ハダニ・アブラムシが発生することがあります。
増やし方
種まき
6~9月が発芽適期です。
種の発芽適温は20~25度であれば冬や夏も種まきできます。早ければ2週間程度で発芽します。
鮮度が高く適切な環境を整えれば、約60~90%の発芽率が期待できます。
【種まきの方法】
種まき前に1日程度、水もしくはメネデールなどの活力剤やベンレートなどの殺菌剤を薄めた溶液に浸し、種の皮を柔らかくします。皮削り(外皮を傷つける処理)を行うと発芽率がさらに向上します。
水はけの良い清潔な土(赤玉土の細粒やバーミキュライトなど)に種が重ならないように間隔をあけて種をまき、5mm以下、種が隠れる程度に薄く土をかぶせます。
発芽するまでは土が乾燥しないように底面給水(腰水)で水やりを行います。湿度と温度を保つためにラップなどで軽くふたをします。直射日光を避けた明るい日陰で管理します。発芽適温は約20℃~25℃です。


