●商品について
商品は挿し木ポット苗です。根鉢の部分も含め高さ約75cmです。根鉢の大きさは6号(直径18cmポット)です。

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気温が低くなり、苗がしっかりと締まった後で切り戻しをして畑から堀上げ、ポットに仮植されて販売します。落葉時期は葉がついておりません。

(休眠期にポット上げするため根が土をつかんでおりません。ポットをはずせば土がボロボロ落ちますが、品質は大丈夫です。)

ポットのままでも半年~1年栽培が可能ですので、寒冷地の場合は冬に受け取って、春に植えても大丈夫です。

晩秋~冬の休眠期は最小限しか水を欲しがりません。水の与えすぎによる根ぐされに注意してください。

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ナニワイバラのポール仕立て。庭木のような存在感。岐阜県可児市で撮影

● バラ ナニワイバラの品種の特徴

「ナニワイバラ」は中国南部、台湾の野生種で、日本には江戸時代に難波商人によって持ち込まれました。名前の由来ともなっており、ナニワバラ(難波薔薇)とも呼ばれています。
花は純白の大輪一重咲きで中心に黄色が入る素朴な花形デ、切花の銘花で茶花にも使えます。梅に似たさわやかな香りのホワイトガーデンにおすすめのすばらしい原種です。ちょっととげがあるローズヒップが実ります。
つる性で7mくらいまで生長するなど、生育がめちゃくちゃいいので、大型のアーチや壁面仕立て、フェンス、木に登らせるなど用途は多彩。黒星病に強く、うどん粉病に強いので、初心者にもお勧めの品種です。耐寒性はやや弱いので、寒冷地では防寒する必要があります。濃緑色の照り葉は関東地方以南では常緑性になります。

学名
Rosa laevigata バラ科 バラ属
別名
ロサ=レビガータ、ロサ=ラエウィガータ、ナニワバラ(難波薔薇)
開花時期
4~6月 (一季咲き)
花色・大きさ・花形
白・大輪咲き(8cm位)・一重平咲き
香りの強さ
★★★☆☆ 中香 フルーツ
最終樹高
地植え:m ~ 7m 鉢植え:m ~ 2m (耐寒性半常緑低木)
最終葉張り
つる性、ランブラー、横張性
栽培用途
大型のアーチ、壁面仕立て、フェンス、地植え、鉢植え、花壇、庭木、ポール、オベリスク、切花、茶花
成長の早さ
樹勢がとても強い
植栽適地
日本全国
育てやすさ
★★★★☆ 初心者におすすめ
日照条件:日なた、耐陰性強い、土壌酸度:弱アルカリ性
耐寒性普通、耐暑性強い
耐病害虫性
耐病性:ほとんどつかない 害虫:ほとんどつかない
芽吹き時期
4月頃
トゲの大きさ
トゲは普通
花言葉
「純粋な愛」「愛情と敬意」「私はあなたにふさわしい」

ナニワバラの育て方


植え方・用土

日あたりから日陰まで良く育ちますが、日あたりの良いほうが花付きは良いです。
保水性、保肥力の良い水はけのよい土壌に植えてください。
地植えの場合は堆肥極みを良くすきこんだ土に植えます。鉢植えではバラの土(培養土)に植えてください。窒素肥料過多になると花が咲き始めるのが遅くなるので、植え付け時は肥料は控えたほうが良いと思います。
10~11月は植え付けのベストシーズンです。冬や春の植え付けでも大丈夫です。根はほぐさずにそっと植えてください。植え付け時は地上部を切り戻さなくても、切ってもどちらでも良いです。
鉢植えでは年中植え替えても大丈夫です。生育が早く根詰まりしやすいので、植え替えは2~3年に1回行います。できるだけ根を傷つけないように鉢増ししてください。時期は10~11月が最適です。


水やり

地植えでは水やりは不要。雨任せで大丈夫です。よほど雨が当たらない場所であれば、生育期の4~10月は土の湿りを見ながら、必要であればたっぷりと与えてください。
鉢植えでは生育期はたっぷりと。冬は土が乾いていなければ与えないようにしてください。


肥料のやり方

肥料は適度に与えます。地植えの場合は3月と6月頃に与えます。鉢植えでは2月から10月頃までの間に、月に一度緩効性のものを与えます。


花芽の付き方

花芽は夏に出来て、翌春開花します。ということは9月以降にむやみに剪定すると花が咲かなくなります。


病害虫の予防法

気になる病害虫はありません。


増やし方

挿し木で殖やします。




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