


● ウエストリンギア モーニングライトの品種の特徴
葉全体が明るい緑色で、葉のふち部分にクリーム色の覆輪が入る2色の葉色が特徴の園芸品種です。葉色が明るいので元気な印象や柔らかな印象を与えるため、お洒落なお庭などによくあいます。樹形はブッシュ状で丸みを帯びた形をしており、高さは約50(~100)cm、幅約50(~100)cmまで成長します。
暑さに強く、手間があまりかかりません。剪定や水やりも最小限で大丈夫です。
オージープランツの中でとても使い勝手がよい常緑低木・ウエストリンギア。丈夫でローメンテナンスなだけでなく、長い間お花を楽しめて重宝する植物です。
さらに綺麗な色のカラーリーフが常緑で一年中緑が楽しめて、ほかの植物とも合わせやすいスグレモノ!夏の暑さに強く、暖地では庭木としてもおすすめです。寒冷地では鉢植えで観葉植物として楽しめます。
ローズマリーに似た葉や花を咲かせることから「オーストラリアンローズマリー」という通称でも親しまれています。ローズマリーより葉が細かくて茎も柔らかく、ふんわりした樹形が魅力です。香りはありません。乾燥に強く丈夫で剪定もしやすい上に春と秋に二度花を咲かせます。(原産地では長期間咲くようです)樹木の下草にはぴったりの低木です。
| 学名 |
| Westringia fruticosa シソ科 ウエストリンギア属 |
| 別名 |
| オーストラリアンローズマリー |
| 開花時期 |
| 3~10月頃 (四季咲き) |
| 花色・大きさ・花形 |
| ラベンダー・小花(1cm位)・一重咲き |
| 最終樹高 |
| 地植え:0.8m ~ 1.5m (半耐寒性常緑低木) |
| 最終葉張り |
| 1m ~ 1.5m |
| 植栽適地 |
| 関東~沖縄(鉢植えでなら全国で栽培可能) |
| 育てやすさ |
|
★★★★★ 初心者に超おすすめ 日照条件:日なた、耐陰性普通、 耐寒性やや弱い(-3度)、耐暑性強い、耐乾性やや強い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:ほとんど出ない 害虫:ほとんどつかない |
| 花言葉 |
| 真実の愛、誠実 |
ウエストリンギア|モーニングライトの育て方
植え方・用土
日当たりと風通しが良い場所を好みます。日陰でも育ちます。屋内で育てる場合は窓際で育ててください。
基本的に植え付けは春~初秋に行います。鉢植えの植え替えは年中できます。
あまり乾燥しない肥沃な土壌に植えてください。堆肥や完熟の腐葉土をすきこんだ土に浅めに植え付けします。根が深く張らないため、横風に弱いので支柱をつけて強風対策をしてください。
鉢植えでも大丈夫です。水はけのよい培養土和みで植えてください。
水やり
鉢植えで枯れる原因で多いのが水切れです。夏の暑い時期は水切れを起こしやすいので、たっぷり水を与えてあげてください。 特に鉢植え栽培の際の水切れには注意してください。露地栽培では根付いてしまえば水やりは雨任せで大丈夫です。
肥料のやり方
肥料は開花後に化成肥料を少なめに与え、夏以降の施肥は控えて下さい。寒肥は2月に油かすと腐葉土や堆肥を株周りに穴を掘り与えます。生育が良いときは控えめにします。
剪定方法
剪定せずに放任しても美しい自然樹形を作ります。古い枝や枯れ込んだ枝は生え際で切ります。茂りすぎると下枝が日照不足で枯れ込みますので、適度に枝を間引いて樹冠内部まで日差しが入るようにすると下枝の枯れ込みも減ります。夏に花芽が作られるため、樹形を整える剪定は花後の5月~7月ごろまでにします。8月以降に剪定をすると翌年の花付きが悪くなります。
剪定にも強いので、強めの剪定でもよく芽吹きます。こまめに刈り込んでスタンダード仕立てでもおしゃれです。
その他豆知識
植え付け適期は、3月下旬~6月上旬です。寒冷地では十分にあたたかくなってから、植え付けしてください。
病害虫の予防法
病害虫はほとんど見られません。近年の気候変化で発生する年もあるようです。また、風通しが悪いとカイガラムシが付着することがあります。発生したら消毒及び駆除しましょう。




