● シャリンバイ マルバシャリンバイの品種の特徴

「マルバシャリンバイ」は葉が丸いシャリンバイです。丸い葉でとても可愛らしい立ち姿。枝が横に広がりやすくまとまりづらいので目隠しにはちょっと不向きです。福島県指定の天然記念物であり、大島紬の染料としても利用されています。(追記)以前はマルバシャリンバイはシャリンバイの変種とされていましたが、葉の形の変化は断続的で両者の区別がつけがたいため現在は同品種として扱われているようです。当店にある両者の葉もあまり違いを見受けられませんでした・・・。こちらのサイトでは生産者から聞いている方の名前で販売しております。

「シャリンバイ」は「車輪梅」と書き、葉が車輪のように生えるさまと梅のような花をつけることからそう呼ばれるようになりました。葉はやや肉厚で秋に黒紫色の実をつけます。こんもりとまとまり管理しやすく、大気汚染や塩害に強いので垣根などによく使われます。

学名
Rhaphiolepis umbellata バラ科 シャリンバイ属
別名
ラフィオレピス、シャリンバイ
開花時期
5~6月
花色・大きさ・花形
ピンク~白・・一重咲き(5枚)
最終樹高
地植え:0.5m ~ 1.5m (常緑低木)
栽培用途
低木シンボルツリー 生垣 目隠し
植栽適地
関東地方~沖縄(鉢植えでなら全国で栽培可能)
育てやすさ
日照条件:日なた~半日陰、耐陰性弱い、
耐寒性やや強い、耐暑性強い、耐乾性強い
耐病害虫性
耐病性:やや強い 害虫:やや強い
花言葉
純心

シャリンバイ|ポット苗の育て方


植え方・用土

基本的に移植や植え付けは11月~入梅までに行います。適期は2月上旬~4月ごろか9月上旬~10月ごろです。
水はけの良い、肥沃な土壌に植えます。
鹿沼土とバーク堆肥を配合した土に植えましょう。
日当たりを好みます。日当たりが悪くなるにつれ、花付や葉色が本来の美しさを発揮できなくなります。


水やり

乾燥に強く降雨だけでも育ちますが、新しく植えたヒメシャリンバイであれば、寝付くまでは乾燥を放置しない様に水やりを行いましょう。


肥料のやり方

肥料は2月ごろに寒肥として油かすと堆肥を株周りに埋め込みます。


剪定方法

自然に樹形が整いますので、剪定は特に必要ありませんが、ヒメシャリンバイは花芽の分化が8月~に行われる為、剪定適期としては花後すぐに行うのが良いでしょう。
ヒメシャリンバイは生育が非常に遅いので、剪定については気になる枝をカットする程度で十分です。


病害虫の予防法

病害虫はほとんど見られませんが、夏にハマキ虫が時々ついていれば、消毒や駆除してください。また、年によってはコガネムシの食害に遭う事もあるため注意が必要です。




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