

● セルリア プリティピンクの品種の特徴
「プリティピンク」はシルバーホワイトの綿毛の周りにピンク色の花弁が広がる愛らしい姿。ドライフラワーにしやすく長くその花姿が楽しめるのもうれしい庭木です。ブラッシングブライドよりは暑さに強く比較的育てやすい品種です。
「セルリア」は南アフリカ原産の常緑低木樹で、オーストラリアでも良く栽培されるためオージープランツとして扱われることも多いです。冬から春にかけて花が楽しめますが、花のように見える部分は実は葉が変形した「苞(ほう)」と呼ばれる部分です。かさついた硬質の質感でドライフラワーにも最適で人気もあります。
| 学名 |
| Serruria ヤマモガシ科 セルリア属 |
| 開花時期 |
| 11~5月頃 |
| 花色・大きさ・花形 |
| 白やピンク・大輪咲き(6cm位) |
| 最終樹高 |
| 地植え:1m ~ 2m 鉢植え:1m ~ 2m (常緑低木) |
| 最終葉張り |
| 1m ~ 1.5m |
| 栽培用途 |
| 地植え、鉢植え、切り花、ドライフラワーなど |
| 成長の早さ |
| 普通 |
| 植栽適地 |
| 関東以南~沖縄(鉢植えでなら全国で栽培可能) |
| 育てやすさ |
|
★★★☆☆ 育てやすい 日照条件:半日陰、 耐寒性やや強い(-5度)、耐暑性弱い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:強い 害虫:強い |
| 花言葉 |
| ほのかな思慕、可憐な心、優れた知識 |
セルリア |プリティピンク 7号スリット鉢苗の育て方
植え方・用土
日当たり、風通し、水はけがよく、冬に北風が当たらない場所に植え付けましょう。過湿に弱いため軽石をしっかり入れ、水はけをよくするのがポイントです。風に弱いので支柱を必ず立てます。鉢植えの場合は、鉢が根が詰まってきたらひとまわり大きな鉢に植え替えをします。関東より寒い地域では冬越しが難しく、暑さにも強くないため、夏は直射日光があたるような場所は避ける、、、といった世話が必要になるため日本では鉢植えで管理するのが無難です。基本的に弱酸性土壌を好みます。
水やり
乾燥を好むものの水切れを起こしやすいので、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりを行います。湿りすぎると根ぐされを起こしやすいので気をつけましょう。一方、意外と水切れ耐性はないため、鉢植えの場合は乾燥させすぎないことも大切です。
肥料のやり方
肥料は一般的な植物よりも少なめ、ほとんど与える事がなくても十分に育ちます。プロテオイド根(クラスター根)なのでりん酸の吸収能力が高いため、りん酸を含んだ肥料は与えないようにしましょう。
鉄分不足に陥りやすいので、葉の色が悪くなってきたらメネデールなどを与えましょう。
剪定方法
花が終わるか咲き終わるかという5月ごろに、地際から10~15cmくらいのところでバッサリと切ります。この際、なるべく枝の分岐点を残すようにします。剪定した花や枝葉はドライフラワーとして楽しめます。
病害虫の予防法
カイガラムシがつくことがあります。見つけ次第歯ブラシなどでこすり取り、落ちたカイガラムシもきちんと処理します。
増やし方
挿し木、種




