サンザシ 紅花山査子(一重咲) 3

● サンザシ 紅花山査子(一重咲)の品種の特徴

八重咲きより小ぶりな大きさの花で、可憐な雰囲気を持つサンザシです。盆栽としても好まれる品種です。

サンザシの果実は、プロテナーゼ、アミラーゼなどの消化酵素を含有していて、魚類を煮る場合に果実を入れて煮ると、骨まで柔らかくなるそうです。サンザシの果実を天日で乾燥したものを、生薬で山査子(さんざし)といいます。

学名
Crataegus cuneata バラ科 サンザシ属
別名
メイフラワー、山査子
開花時期
5月~6月
花色・大きさ・花形
紅花・・一重咲き
最終樹高
地植え:0.7m ~ 2.5m 鉢植え:0.7m ~ 2m (落葉低木)
栽培用途
鉢植え、庭植え、花壇、盆栽、寄せ植え、など
植栽適地
北海道西部~沖縄(鉢植えでなら全国で栽培可能)
育てやすさ
★★★★☆ 初心者におすすめ

耐寒性強い、耐暑性普通

耐病害虫性
耐病性:強い 害虫:普通につく
トゲの大きさ
なし

サンザシ |紅花山査子(一重咲) ポット苗の育て方


植え方・用土

基本的に移植や植え付けは11月~入梅までに行います。東北以北では春植えをおすすめします。日当たり、水はけの良い肥沃な土壌に植えます。バーク堆肥や完熟の腐葉土をすきこんだ土に浅めに植え付けします。鉢植えでも大丈夫です。夏の強い日差しを嫌うので、西日をさえぎるものがある場所に植えます。


水やり

夏の暑い時期は水切れをおこしやすいのでたっぷり水を与えてあげてください。
冬は水やりは控えめにします。


肥料のやり方

肥料は2月ごろに寒肥として油かすと腐葉土堆肥を株周りに穴を掘り与えます。


花芽の付き方

7月から伸びた枝の途中にできる短い枝に翌年の花芽がつきます。


剪定方法

剪定はほとんど必要ありません。無駄枝を剪定するのは落葉期に行います。
生長が遅いので、剪定はあまり必要ありませんが、樹形を整える場合は花後~6月中に剪定を済ませておきます。


病害虫の予防法

カイガラムシ予防には落葉期にマシン油を1週間おきに散布します。


増やし方

実生か接木




この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事