




● ケンポナシ ケンポナシの品種の特徴
「ケンポナシ」は日本の在来種で、初夏に白い可愛らしい花が集まってたくさん咲きます。秋には梨のような甘みを持つ珍妙な果柄をつけるため、黒色で光沢のある種にはあまり果肉がつきません。さらに、黄葉も楽しめる樹。冬には落葉した枯れ姿も風情があります。成長が早く土質はあまり選びません。一部地域では絶滅が危惧されているため市場に出回りにくい希少品となっております。
葉を発酵させケンポナシ茶として飲まれることもあり、二日酔いや口臭対策になるようです。
| 学名 |
| Hovenia dulcis Thunb. クロウメモドキ科 ケンポナシ属 |
| 別名 |
| 北枳椇、テンポナシ(手棒梨)、ケンプ、ゲンノミ |
| 開花時期 |
| 6月~7月ごろ |
| 花色・大きさ・花形 |
| 白~黄緑色・小輪咲き(1cm位)・一重 |
| 収穫時期 |
| 9~10月 |
| 果実の大きさ |
| 1.5cm 豊産性あり |
| 甘さ |
| 平均糖度:調査中度 |
| 果実の用途 |
| 生食 |
| 結果年数 |
| 2~3年 |
| 自家結実性 |
| 1本でなる |
| 最終樹高 |
| 地植え:15m ~ 25m 鉢植え:1m ~ 2m (耐寒性落葉小高木) |
| 栽培用途 |
| 果樹畑、鉢植え(7号鉢以上)、庭木など |
| 植栽適地 |
| 日本全国 |
| 育てやすさ |
|
★★★☆☆ 育てやすい 日照条件:日なた、 豊産性あり、耐寒性強い(-15度)、耐暑性強い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:ほとんどつかない 害虫:ほとんどつかない |
| 芽吹き時期 |
| 遅い |
ケンポナシ|ポット苗の育て方
植え方・用土
11~12月、3月ごろが植え付け適期です。でも、10月~梅雨までに植えても結構根付きます。芽吹いた苗を植える際は根を崩さずに植えてください。
水はけの良い、やや乾燥気味の土が好きです。土質は特に選ばないので安心。日当たりを好みます。
水やり
過湿が苦手なので鉢植えでの栽培では落葉時期の水の与えすぎに注意です。開花期が梅雨と重なるので、鉢植えでは梅雨は雨をよけた栽培のほうが結実が良いです。
肥料のやり方
普通に育てれば肥料はほとんど必要ありません。
鉢植えでの肥料は3月ごろに速効性の化成肥料を与えます。
剪定方法
特に必要としませんが、鉢植えでは小枝が出やすいので、風通しや日当たりをよくするために枝を間引く剪定をします。
その他豆知識
【花が咲くけど実がつかない?】
ナツメの花の時期が梅雨などの長雨と重なり、雨が多いと受粉しにくくなります。ビニールなどで雨除けして受粉できるようにしてみてください。
樹勢が強いと花が落ちてしまいます。肥料は控えることや、6月~7月上旬に環状剥皮したり、断根すると樹勢が落ち着いて、開花や結実が良くなります。環状剥皮とは枝や幹の樹皮を環状にめくり、上下さかさまにして張りなおすことです。その際、環状にめくる樹皮は1周ぐるりとしてしまうと枯れてしまうことがあるので、3割以上は樹皮をめくらず残すようにしてください。断根もやりすぎると太い根が傷むと枯れてしまうので、ほどほどにしてください。
病害虫の予防法
病気はほとんどつきませんが、害虫ではナツメコガの幼虫がつくことがあるので、スミチオンで駆除します。



