



● ホオノキの品種の特徴
朴葉味噌に使う葉はこの朴の木(ほおのき)の葉です。
分厚くて大きな葉と、香りのよいクリームホワイトの大きな花が特徴です。
葉の裏には細かい毛がはえ、大きい葉になると20~40cmにもなります。花も直径10~20cmとジャンボで、南国を思わせるタイサンボクに似た花を咲かせます。花には優しく甘い香りがします。
。モクレンやタイサンボクの仲間で、ホワイトガーデンの庭木としてもおすすめです。別名『ホオガシワ』
ほおのきの葉いは芳香があり、殺菌・抗菌作用があるので、食材を包んで、朴葉寿司や朴葉握り、朴葉餅などにも用いられます。カシワのように食物を盛りましたので、これも「炊ぐ葉」の一種です。今でもホオバ味噌やホオバ焼きに使用されることがあります。
山に自生するものは、高さ30mの巨木に生長しているものもあります。煎じた樹皮や果実の殻は薬用として使用されます。木材としても「建材、家具材、楽器材、下駄に爪楊枝に‥」と用途は幅広い。
| 学名 |
| Magnolia obovata モクレン科 モクレン属 |
| 別名 |
| ホオ、ホオガシワ、フーノキ |
| 開花時期 |
| 5~7月頃 |
| 花色・大きさ・花形 |
| クリーム色・巨大輪咲き(20cm位)・一重咲き |
| 香りの強さ |
| ★★☆☆☆ 微香 甘い香り |
| 最終樹高 |
| 地植え:5m ~ 20m (耐寒性落葉高木) |
| 最終葉張り |
| 5m ~ 8m |
| 栽培用途 |
| シンボルツリー、庭木、街路樹、生け花 |
| 成長の早さ |
| 樹勢が強い |
| 植栽適地 |
| 北海道~沖縄(鉢植えでなら全国で栽培可能) |
| 育てやすさ |
|
★★★★☆ 初心者におすすめ 日照条件:日なた、 耐寒性強い、耐暑性強い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:ほとんどつかない 害虫:ほとんどつかない |
| 花言葉 |
| 誠意ある友情、自然の愛情 |
ホオノキ
の育て方
植え方・用土
基本的に植え付けは10月~入梅までに行います。寒い地方では春植えします。日当たり~明るい半日陰で、やや湿り気のある肥沃な土が理想です。
樹勢が強く、土質も選ばない丈夫な木です。
花ひろば堆肥“極み”や完熟の腐葉土をすきこんだ土に浅めに植え付けします。
鉢植えの場合は花ひろば培養土「和み」で植えてください。
肥料のやり方
大木になるので、肥料は必要ありません。
剪定方法
剪定はあまり必要ありません。無駄枝を剪定するのは落葉期に行います。
真冬の剪定は避けます。木を小さくする場合、花後に行います。
病害虫の予防法
病害虫はあまり心配いりません。
露地植えして株が育つと虫がついたことはないですが、
小さい苗など力不足の場合は虫がつくこともあります。発生したら消毒します。



