斑入りプリペット レモンライムアンドクリッパーズの 初夏の葉色。


レモンライム & クリッパーズの葉とシルバープリペットの葉の比較。左側がレモンライム & クリッパーズ


レモンライム&クリッパーズは緑字に黄色の外斑が入るカラーリーフです。

● 斑入りプリペット レモンライム & クリッパーズの品種の特徴

レモンライム&クリッパーズは、プリペットの斑入り葉品種で緑字に黄色の外斑が入るカラーリーフです。鮮やかな葉色が特徴的です。斑は新芽のころによく出るので、刈り込んでいただくと、よりたくさんの斑入り葉が楽しめます。黄色い斑は徐々にライムグリーンに色を変えていずれ緑葉になります。
寒さは苦手な半耐寒性常緑樹なので、冬の時期には葉が茶色く傷んだり、落葉して葉が少なくなることがあります。

レモンアンドクリッパーの冬~春の古い葉

苗木はお届け後の環境の変化による負担を軽減することを優先して、あえて 寒さに当てて管理をしております。寒さに耐えるために傷んだ葉もできるだけ取り除かないでおります。ですので冬にはお写真のように葉が傷んでおります。若い苗木の場合には、冬に葉が少なくなります。また、春の生え変わりの時などにも、葉が少なくな る事がございますが、自然現象ですのでご安心くだ さい。
萌芽力が強く、刈り込みにも耐えるので、葉が傷んだら刈り込んで枝を増やして新しい葉と入れ替えるとよいです。
初夏に白い花を咲かせます。モクセイ科なので花には香りがありますが、あまり良い香りではありません。
れもんらいむ&くりっぱーず

学名
Ligustrum sinense‘Lemon & Lime’ モクセイ科 イボタノキ属
別名
れもんらいむ&くりっぱーず
開花時期
5~6月頃
花色・大きさ・花形
白・小花
香りの強さ
☆☆☆☆ 中香
最終樹高
地植え:1.0m ~ 1.5m 鉢植え:1m ~ 1.5m (半耐寒性常緑小高木)
最終葉張り
1m ~ 1.5m 木立横張性
栽培用途
目隠し、ボーダー、地植え、鉢植え、花壇、寄せ植え、カラーリーフ
成長の早さ
早い (50cm/年)
植栽適地
関東~沖縄
育てやすさ
★★★★☆ 初心者におすすめ
日照条件:日なた~半日陰、耐陰性強い、
耐寒性やや弱い(-7度)、耐暑性強い
耐病害虫性
耐病性:強い 害虫:強い

斑入りプリペット
レモンライム&クリッパーズ 6本セットの育て方


植え方・用土

基本的に植え付けは10月~入梅までに行います。水はけの良い土壌ならどこでも育ちます。鉢植えでも大丈夫です。やせ地でも育ち、土質は選びませんが、乾燥を嫌うので、堆肥や完熟の腐葉土をすきこんだ土に浅めに植え付けします。


水やり

雨が当たる環境で地植え(露地栽培)の場合、よほど乾く場所でなければ水やりは必要ありません。夏にひどく乾燥するときは水を与えてください。鉢植えでは土が乾いたらたっぷりと与えます。


肥料のやり方

2月ごろに寒肥として油かすと腐葉土や堆肥を株周りに穴を掘り与えます。肥料が切れると葉色が悪くなります。肥料無しでも一応なんとかきれいなこともありますが、生垣など列植えの場合は肥料を与えたほうが良いです。


剪定方法

必要なときに必要なだけ切りますが、剪定せずに放任して育てても自然な樹形になります。何回か刈り込むとわき芽がたくさん伸び、密な樹形になります。


その他栽培や性質の注意点

寒さが苦手なので、地植えの際は防寒対策を!


その他豆知識

レモンライム&クリッパーズは、耐寒性はあるものの、マイナス5度以下の気候や、強い霜や寒風に当たるとすぐに落葉し、本によっては半常緑樹と分類している場合もあります。 晩秋~初春は木が休眠期に入るため、見た目は悪くなりますが、春からはみずみずしい新葉をだし、見違えるような美しい葉を見せます。1年目の冬は、環境の変化も手伝うため、落葉の度合いがひどくなりがちですが、2年目、3年目と年を重ねると、その土地の寒さになれて、落葉も1年目ほどしなくなります。そうゆうわけで、当店も常緑樹として紹介しております。


病害虫の予防法

風通しの悪い環境ではハマキムシや芋虫がつくことがあります。私どももお店に植えてあるシルバープリペット(8年くらい)で以前1回だけイモムシが発生したことがありました。葉がほとんど食べつくされてから発見し、消毒しました。枯れずにそのまま元気です。あまり気持ちの良いものではありませんが、イモムシに風通しを良くしてもらった感じです。




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