オリーブ アザパ 2

● オリーブ アザパの品種の特徴

チリ原産とされるオリーブで、特大の果実が最大の特徴です。しかも美味と評判のアザパはたいへん優良品種でオリーブにお詳しい方ならご存知のはず。特大テーブル用(塩漬け用)品種です。色、香りが良くオリーブの産地の小豆島では新鮮な青い実を塩水に漬け込んだ「新漬け」用として人気の高い品種です。低く苗木の生産が少ないため、国内では数が少ない希少種です。
樹形は強く、開帳型です。乾燥に強く、潮風にも強いです。非常に育てやすい品種です。自家結実はややあるようで、花粉も多く、1本でも実がなるようですが、異品種混植したほうが結果が安定します。
大きく、丸みを帯びた緑葉と、特大果がなります。果実がなりすぎると実が小さくなりますので、摘果して結果数を減らすとよいです。

常緑樹の中でも、おしゃれな樹形や葉がキレイなオリーブは近年人気ナンバーワンと言っても過言ではありません!ご自宅やお店のシンボルツリーにもなり、果実まで楽しめる、生涯かけて愛せる木です。自宅観賞用やお祝いの贈り物としても人気が高いです。
良い逸話の多い、記念樹にもおすすめの木です。
・平和の象徴、希望の象徴:旧約聖書で鳩がオリーブの葉をくわえて帰ってきたのを見てノアは洪水がひいたことを知ったとされており、鳩とともに平和の象徴、希望の象徴と言われています。
・友愛の証: 国連の旗にもオリーブの枝が描かれている通り、平和の象徴、友愛の証です。
・幸せのオリーブ:まれにハート形の葉が見られ、小豆島ではハート形は幸せのオリーブと言われています。

学名
Olea europaea モクセイ科 オリーブ属
開花時期
5~6月
花色・大きさ・花形
白、黄白色・小花(0.5cm位)
収穫時期
10月~11月頃
果実の大きさ
★★★★★ 特大果 12g
果実の用途
ピクルス、塩漬け
結果年数
4~6年
自家結実性
1本でなる(自家結実性が弱いため、他品種との混植をおすすめします)(自家結実性がややあり、1本でも実がなりますが、異品種混植したほうが結果が安定します。開花時期は普通で花粉は多く受粉樹に向きます。)
最終樹高
地植え:3m ~ 6m 鉢植え:1m ~ 2m (常緑高木)
最終葉張り
3m ~ 5m 開帳性
栽培用途
地植え、鉢植え、寄せ植え、ベランダ、生け垣、シンボルツリー、記念樹、観葉植物など
成長の早さ
早い
植栽適地
北関東~沖縄
育てやすさ
★★★★★ 初心者に超おすすめ
日照条件:日なた~半日陰、耐陰性普通、土壌酸度:弱アルカリ性
耐寒性やや強い(-10度)、耐暑性強い、耐乾性強い
耐病害虫性
耐病性:ほとんどつかない 害虫:やや弱い
花言葉
平和、安らぎ、知恵、勝利

オリーブ アザパの育て方


植え方・用土

基本的に植え付けは10月~入梅までに行います。 日当たりを好みます。肥沃で水はけがよく、少しアルカリ性の土がよいです。過湿は嫌うものの、乾きすぎる土も良くないです。
鉢植えではオリーブの土がおすすめです。庭植えでは庭土に花ひろば堆肥“極み”や完熟の腐葉土をすきこんだ土にパーライトや赤玉土を混ぜて排水性を良くし、有機石灰を混ぜて弱アルカリ性に土作りをして植えてください。オリーブは根が浅いので風などで倒れないように支柱を取り付けてください。
日あたりを好みますが、屋内栽培や日あたりの悪い場所でも育っているのを見かけることもあります。


水やり

雨が当たる環境で地植え(露地栽培)の場合、よほど乾く場所でなければ水やりは必要ありません。鉢植えでは土が乾いたらたっぷりと与えます。水切れすると果実にシワが入ったりします。また乾燥や排水不良では葉先や葉の縁が茶色く乾燥します。


肥料のやり方

2月ごろに寒肥としてオリーブの肥料と腐葉土や堆肥を株周りに穴を掘り与えます。有機石灰を1年に1度少しだけ与えるとよいです。5月ごろ化成肥料を与えます。鉄、マンガン、ホウ素、マグネシウム、カルシウムなどの微量要素が足りないと葉先が黄色くなったりします。天然硫酸マグネシウム肥料を1年に1回与えるとよいです。


花芽の付き方

オリーブはその年の春から初夏に伸びた新梢に、翌年花を咲かせて実をつけます。剪定はなるべく新梢を残しつつ、混み合ったところを中心に剪定することが大切です。


剪定方法

自然樹形を楽しむので、特別剪定は必要ありません。萌芽力が強く、枝が密生しやすいので、あまり下枝ばかり茂る場合は早めに枝を間引いて上の方の葉が茂るようにします。
厳しい寒さにあたると葉が灰色に凍傷になった後、葉が茶色く枯れこみます。そんなときは強めに剪定をして、春先からの新芽の展開に期待します。強い剪定後は2~3ヶ月芽吹かないこともありますので、気長に見守ってやってください。


その他栽培や性質の注意点

オリーブは風媒花なので10mくらい離れていても受粉ができます。1本でなる品種でも2品種以上植えてあるほうが果実もなりやすいです。1本でなるといっても、1~5個と少ないので、複数品種植えることをおすすめします。果実は収穫しないでそのままにしておくと2月ごろまでぶら下がっています。枯れることはありませんが、木の体力が落ちるので、果実はある程度したら落としていただくとよいです。


その他豆知識

常緑樹ではありますが、春と秋に落葉をします。特に秋~春前までは葉の生え変わりの落葉が続くので葉が次第に少なくなります。自然現象ですので、そのまま見守ってください。


病害虫の予防法

ハマキムシが枝先の新芽につくことがあります。オリーブアナアキゾウムシやコガネムシの幼虫がつきます。炭疽病は7~11月に発生します。


増やし方

挿し木(6月~7月上旬)




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