

※苗によって、斑の入りかた、バランスに個体差があります。



オタフクナンテンの紅葉
● 斑入りお多福南天 満福の品種の特徴
「お多福南天"満福(まんぷく)"」は、葉に白斑が入る珍しい品種です。特に芽吹きのころは非常に美しく鑑賞価値があります。冬の低温にあたると葉色が赤くなります。5月ごろから葉色が戻っていき、ライムグリーン~青葉になります。冬の低温にあたると葉色が赤くなります。普通のナンテンは果実がなりますが、お多福ナンテンは果実は見たことがありません。
成長がとても遅く、高さは50~60cm程度でおさまりあまり大きくなりません。剪定いらずでコンパクトにまとまります。日陰でも良く育つので北側のグランドカバーにもおすすめです。
お多福南天=オタフクナンテンは「おたふく(=頬が丸く張り出した女性)」になぞらえた意味で、別名は「オカメナンテン」と言います。いつしか「福が多くて難を転じる」語呂合わせで、縁起が良い植物となりました。花は小さく目立ちません。果実はつきません。
| 学名 |
| Nandina domestica cv. Otafukunanten メギ科 ナンテン属 |
| 別名 |
| オカメナンテン |
| 最終樹高 |
| 地植え:0.5m 鉢植え:0.5m (常緑低木) |
| 最終葉張り |
| 0.5m |
| 栽培用途 |
| グランドカバー、鉢植え、盆栽、花壇、工場緑地帯、街路樹、学校、公園、ゴルフ場 |
| 成長の早さ |
| 遅い (10cm/年) |
| 植栽適地 |
| 東北南部~沖縄(鉢植えでなら全国で栽培可能) |
| 育てやすさ |
|
★★★★★ 初心者に超おすすめ 日照条件:日なた~半日陰、耐陰性強い、 耐寒性強い、耐暑性強い、耐乾性強い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:ほとんど出ない 害虫:ほとんどつかない |
| 花言葉 |
| 機知に富む、福をなす、良い家庭、私の愛は増すばかり |
斑入りオタフクナンテン|満福 (まんぷく)の育て方
植え方・用土
日当たり、水はけの良い場所に植えます。土質を選ばない丈夫な木ですが、堆肥や完熟の腐葉土をすきこんだ土に浅めに植え付けします。鉢植えでも大丈夫です。
日当たりを好みます。日当たりが悪いと冬のきれいな紅葉がでなかったりします。また、軒下などで冬の寒風に当たりにくい場合紅葉があまりしません。
水やり
雨が当たる環境で地植え(露地栽培)の場合、よほど乾く場所でなければ水やりは必要ありません。鉢植えでは土が乾いたらたっぷりと与えます。
肥料のやり方
ほとんど必要ありません。
生育が悪い場合は、2月ごろに寒肥として油かすと腐葉土や堆肥を株周りに穴を掘り与えます。
剪定方法
放任しても樹形は整うので剪定はほとんど必要ありません。下葉が落ちて見苦しくなるので、5~6月に切り戻しして樹形を整えます。
その他豆知識
苗木では冬にどんどん落葉します。また、春の葉と入れ替わるように葉が落ちますので、3~5月が最も葉が少ないです。常緑性ではありますが、季節的に葉が生え変わる時期です。5月ごろから本格的に葉が入れ替わります。
病害虫の予防法
病害虫はあまり心配いりません。




