

● メタセコイヤの品種の特徴
幹はまっすぐに直立して伸び、樹高は20~35mほどに生長し、枝にはモミの木のような細長い羽のような葉が、左右対称にすき間なくつきます。若葉は甘みがあって美味しいそうです。初夏の葉は柔らかく涼し気。秋になると橙褐色に紅葉し、枯れ落ちます。
樹皮は赤褐色で、縦に裂けるのが特徴です。オスとメスの区別がない雌雄同株の性質で、冬になると下向きに薄い黄色の花らしくない形の花を咲かせます。そして、10~11月に卵のような球形の実がなり、地面にたくさん落とされます。
生長が早いので庭植えはあまりおすすめしませんが、良い木陰をつくる雄大な樹形に育ちます。
メタセコイやは生きた化石とも呼ばれる中国原産の落葉高木です。メタセコイアとは「絶滅した後になって発見された杉」といった意味。別名「アケボノスギ」とも呼ばれ、広く親しまれています。
| 学名 |
| Metasequoia glyptostroboides スギ科 メタセコイア属 |
| 別名 |
| 生きた化石、アケボノスギ、ヌマスギモドキ、ミズスギ |
| 開花時期 |
| 2~3月 |
| 花色・大きさ・花形 |
| 薄い黄色・・花らしくない形の花 |
| 自家結実性 |
| 雌雄同株 |
| 最終樹高 |
| 地植え:4m ~ 20m (落葉高木) |
| 最終葉張り |
| 3m ~ 7m 直立性 |
| 栽培用途 |
| 地植え、工場緑地帯、学校、公園、ゴルフ場、街路樹 |
| 成長の早さ |
| 早い (150cm/年) |
| 育てやすさ |
|
★★★☆☆ 育てやすい 日照条件:日なた、耐陰性やや弱い、 耐寒性強い、耐暑性強い、耐乾性やや弱い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:ほとんどつかない 害虫:ほとんどつかない |
| 花言葉 |
| 平和、楽しい思い出 |
メタセコイヤの育て方
植え方・用土
基本的に植え付けは11月~入梅までに行います。日当たりの良い場所を好みます。
乾燥には弱く、土壌水分が十分にある土地を好みます。肥沃な湿地を好みますが、比較的土地を選びません。堆肥を良くすきこんだ土壌に植えてください。
水やり
雨が当たる場所であれば雨任せで大丈夫ですが、乾燥に弱いので植え付け1年目はこまめな水やりをします。
肥料のやり方
生長は良いので肥料は必要ありません。
剪定方法
芽を出す力が大変強く、切ってもすぐに元どおりになります。
病害虫の予防法
病害虫に強く、特に心配はいりません



