コウヤマキ  2

コウヤマキ

● コウヤマキの品種の特徴

コウヤマキ(高野槇、高野槙)は、日本原産の固有種で常緑針葉樹です。
天皇家の秋篠の宮家御長男悠仁様のお誕生にちなみ御印に用いられたため、大変人気が出た樹種です。すばらしい樹形と美しい姿、成長し始めると強健な本種の性質から、大きくまっすぐに育ってほしいという思いが込められました。
ヒマラヤスギ、ナンヨウスギ(アローカリア)と並び、世界三大美樹のひとつです。
性質はおとなしく、若木のうちはなかなか大きくなりません。そのため、1m以上の苗は高価ですが、かっこいい形になってきます。
幼木期は日陰でも育ちますが、日あたりで育てたほうが良いです。
葉は細葉で新緑時期は少し明るい緑色。見た目は針葉ですが、ちくちく痛くなく、柔らかいです。夏に渋い感じの緑になり、冬の寒さで紫がかったベージュ色に紅葉します。

高野槇(こうやまき)の名は、高野山真言宗の総本山、高野山に多く生えていることに由来します。高野山では霊木とされています。別名:本槇(ホンマキ)

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コウヤマキの葉
コウヤマキの葉

コウヤマキの冬の紅葉
コウヤマキの冬の紅葉。初夏から色が緑に戻っていきます。

学名
Sciadopitys verticillata コウヤマキ科 コウヤマキ属
別名
本槇(ホンマキ)
開花時期
4~5月
花色・大きさ・花形
黄色
最終樹高
地植え:5m ~ 12m 鉢植え:1m ~ 2m (常緑高木)
最終葉張り
m ~ 5m 
栽培用途
鉢植え、盆栽、花壇、工場緑地帯、学校、公園、ゴルフ場、シンボルツリー、記念樹
成長の早さ
遅い (15cm/年)
植栽適地
北海道南部~沖縄
育てやすさ
★★★★☆ 初心者におすすめ
日照条件:日なた~半日陰、耐陰性強い、
耐寒性強い、耐暑性普通
耐病害虫性
耐病性:強い 害虫:ほとんどつかない
花言葉
奥ゆかしさ、慈愛、色褪せぬ恋

“コウヤマキ”の育て方


植え方・用土

基本的に植え付けは10月~入梅までに行います。 水はけが良く、堆肥や牛糞を混ぜた肥沃な土壌に植えます。横風が苦手ですので、必ず支柱を立てがっちり固定します。日当たりと風通しの良い場所を好みます。日当たりが悪くなるにつれ、葉色が本来の美しさを発揮できなくなります。他の木と密生すると、すれる部分が枝枯れしますので、悠然と育てる広さで育ててください。
移植を嫌うので、根が張ってから移植は控えます。鉢植えでは鉢増しや植え替えは根を崩さずにお願いします。
活着するまで根が弱るといけないので、支柱を取り付けて風で地上部が揺れないようにしておくとよいです。


春の植え付け方法

肥料は速効性肥料を与えると剪定後の芽吹き後が成長が良いです。他は2月ごろに寒肥として鶏糞や化成肥料を与えます。鉢植えの場合は1年を通して緩効性肥料を3月、6月、11月に少なめで与えます。


水やり

鉢植えでは水をよく欲しがりますので、夏の乾燥に注意です。ただし、高温多湿を嫌いますので、水やりは朝涼しい時間に行います。
地植えしてある場合は雨任せで大丈夫です。


肥料のやり方

地植えでは2月に寒肥として堆肥を表土に漉き込んでおくとよいです。
鉢植えは3の倍数の月、3月6月9月に緩効性の化成肥料を少なめに与えてください。


剪定方法

幼木期は非常に成長が遅いです。放任して育てても自然な樹形になります。
主になる枝が2本以上たつことがありますが、生長を見ながら1本だけ残して、バランスが悪いほうを剪定してください。
樹冠内部など日照が悪い場所の葉が枯れますので、風通しを良くするために枯れた葉は手で取り除いてください。


病害虫の予防法

病害虫はあまり発生しません。湿度が高いとウイルス病などの病気が発生しますが、発生したら、病気の箇所を早急に取り除きます。日当たりの悪い部分の葉は茶色く枯れ込みます。どんどん枯れ込んでいくわけではなく、日当たりの悪い場所にある葉が、光合成で活躍できないので、無駄なので落ちるわけです。特に、秋~冬になる場合が多く、ご心配をおかけしてしまうのですが、自然現象ですのでご安心ください。ただ、いつまでも枯れこんだ葉をつけておくと、美観を損ねるだけでなく、蒸れてしまって病気を出すことがありますので手で取り除いてください。


増やし方

挿し木で増やします。4月下旬に行います。コウヤマキは挿し木しにくいので、数作るのをおすすめします。若枝を清潔な挿し床(鹿沼土7、バーミキュライト3くらい)に挿します。
挿し木出来たら、少しずつポットサイズを上げていき、40~50cmくらいになったら地植えしても大丈夫です。




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