● カシ ウバメガシの品種の特徴

光沢のある鮮やかな葉を持ちます。葉は小さい丸みがあり数多く茂ります。樹勢が強く枝分かれも良く、葉もよく茂るので防風や目隠し、刈り込んで仕立て物にも最適。常緑性の木で、葉が細かく堅いのでガッチリした生垣になります。西洋庭園では誘引してアーチ状にされることもあります。日当りを好みますが、耐湿性もあり土壌もこだわらずに植えていただけます。「木の雑草」と言われるほど大変丈夫な常緑樹で、ガーデニング初心者でも簡単に育てることができます。病害虫にも強く、萌芽力も強く、刈り込みに耐え、大気汚染にも強いので生垣に良く用いられます。都市環境に強いことから、関西地域の三大生垣樹として多く植栽されていました。
ドングリは食用になりますが、枝から落ちやすく、収穫のタイミングが難しいです。

樫(カシ)は縁起が良い木です。表にカリンを植え、裏にカシを植えると、「金は借りんが、裏から貸す」でお金がたまる木だと言われます。ダジャレみたいです。日陰にも耐えるので、裏にカシを植えるとよいです。関東地方では防火用にカシを生垣樹に使っていたとのことです。

学名
Quercus phillyraeoides ブナ科 コナラ属
開花時期
4~5月
収穫時期
10~12月
果実の大きさ
1~2cm
果実の用途
食用、観賞用
自家結実性
1本でなる。(雌雄同株で雌雄異花)
最終樹高
地植え:3m ~ 10m 鉢植え:1m ~ 2m (耐寒性常緑高木)
最終葉張り
1m ~ 5m 
栽培用途
地植え、防風林、防火林、シンボルツリー、鉢植え、生垣、庭植え、工場緑地帯、学校、公園、ゴルフ場、街路樹
成長の早さ
早い
植栽適地
東北~沖縄
育てやすさ
★★★★☆ 初心者におすすめ
日照条件:日なた~日陰、耐陰性強い、
耐寒性強い、耐暑性強い、耐乾性強い
耐病害虫性
耐病性:強い 害虫:強い

ウバメガシ|どんぐりが採れる日陰に強い常緑樹の育て方


植え方・用土

基本的に植え付けは10月~入梅までに行います。常緑性のものは5~6月の植え付けが良いです。日当たりの良い水はけの良い肥沃な土壌に植えます。土質は選びませんが、乾燥を嫌うので『花ひろば堆肥極み』や完熟の腐葉土をすきこんだ土に浅めに植え付けします。鉢植えでも大丈夫です。
移植はしやすく丈夫に育ちます。
生垣での植え付け間隔は30cm~1m間隔で植えます。


水やり

露地栽培では水やりは不要です。鉢植えでは土が良く乾いたらたっぷりと与えてください。


肥料のやり方

ほとんど肥料は与えませんが、葉色が悪いようであれば、開花前の2月に寒肥として油かすと腐葉土や『花ひろば堆肥極み』を株周りに穴を掘り与えます。


剪定方法

常緑性のカシ類は7月と11月頃に剪定します。放任すると大株に育ちます。目的の高さに達したら芯を止め樹高を抑制します。定期的に枝抜き剪定もしくは刈り込みを行います。生垣の場合は強めに刈り込み、側芽の発生を促します。


その他豆知識

【生垣の場合の植栽】
放任すると大きく育つ樹種ですが、間隔を狭く植えることで、根が抑制されるため樹高10mなど本来の大きさまでは大きくなりにくくなります。2mなどの高めの生垣を求める場合は、50~100cm間隔くらいで植え付けます。1m~1.5mの生垣の場合は、30~50cm間隔で植えます。刈り込みで葉張りや樹高を調整します。強い刈り込みにも耐え、萌芽力が強いので、防風林や目隠しには最適です
【生垣の作り方はこちら】


病害虫の予防法

病害虫はほとんどつきませんが、温暖化で都市部ではうどん粉病が出ることがあります。見つけたら殺菌剤で消毒してください。




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