里の木シリーズ

● カエデ・もみじ ウリハダカエデの品種の特徴

ウリハダカエデは、樹皮は暗い青緑色の模様があり、この模様の色が、マクワウリの実に似ていることからウリハダカエデの名がついたと言われています。
葉は直径12センチ前後でカエデ類の中では大きめ。一般的なカエデの葉形とは違い、独特の三浅裂する葉が特徴です。
花期は5月~6月で、葉の展開と同時に黄緑色の小花が十数個ぶら下がるように咲きます。
花後にできる果実は9~10月に熟します。赤褐色の縮れ毛があってスダレのようになり、その様子の面白さから生け花の脇役としても使われます。
葉が大きく、紅葉は明るめの赤や黄色で見事です。
うりはだかえで

紅葉(紅葉)は楓(かえで)の俗名で、楓はモミジ全般の総称でもあり、昔はカエデの中でも紅葉が特に美しいものを「もみじ」と呼ばれたりしました。紅葉(こうよう)=カエデ(モミジ)と言っても過言ではありません。
カエデは意外と洋風に似合い、欧米のコニファーガーデンでもカエデが欠かせません。

学名
Acer rufinerve ムクロジ科 カエデ属
別名
うりはだかえで
開花時期
5~6月頃
花色・大きさ・花形
淡緑色~淡黄色
最終樹高
地植え:8m ~ 12m 鉢植え:1m ~ 2m (耐寒性落葉高木)
最終葉張り
3m ~ 5m 
栽培用途
地植え、鉢植え、寄せ植え、盆栽、シンボルツリー、花壇、工場緑地帯、街路樹、学校、公園、ゴルフ場
成長の早さ
早い
植栽適地
北海道南部~九州
育てやすさ
★★★☆☆ 育てやすい
日照条件:日なた~日陰、耐陰性強い、
耐寒性強い、耐暑性強い、耐乾性やや弱い
耐病害虫性
耐病性:強い 害虫:やや強い



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