


● ギンバイカ 斑入りの品種の特徴
花のない時期も美しい葉が楽しめる斑入りのギンバイカです。
南欧では花嫁の髪飾りに使われる、祝いの木。ギリシャ神話では美の女神ヴィーナスと愛の象徴とされることから、結婚式のリースに使われるそうです。
マートルといったり、ミルタスといったり、「銀梅花(ぎんばいか)」といったり、「銀香梅(ぎんこうばい)」と書いたり呼び名は様々。
| 学名 |
| Myrtaceae Myrtus フトモモ科 ギンバイカ属 |
| 別名 |
| 祝いの木、マートル、銀香梅(ギンコウバイ)、銀香木(ギンコウボク)、ミルタス、ミルトス |
| 開花時期 |
| 5月 |
| 花色・大きさ・花形 |
| 白・小輪咲き(2cm位)・一重咲き |
| 香りの強さ |
| ★★☆☆☆ 微香 フルーティー |
| 果実の大きさ |
| ★☆☆☆☆小果 1cm弱 豊産性あり |
| 果実の用途 |
| 観賞用 |
| 結果年数 |
| 1~2年 |
| 自家結実性 |
| 1本でなる |
| 最終樹高 |
| 地植え:1m ~ 3m (常緑低木) |
| 最終葉張り |
| 1m ~ 2m |
| 成長の早さ |
| 遅い (20cm/年) |
| 植栽適地 |
| 関東~沖縄(鉢植えでなら全国で栽培可能) |
| 育てやすさ |
|
★★★★☆ 初心者におすすめ 日照条件:日なた、 豊産性あり、耐寒性普通(-5度)、耐暑性強い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:ほとんどつかない 害虫:ほとんどつかない |
| 芽吹き時期 |
| 4月 |
| トゲの大きさ |
| なし |
| 花言葉 |
| 高貴な美しさ、愛のささやき |
斑入りギンバイカ|ポット苗の育て方
植え方・用土
基本的に移植や植え付けは11月~入梅までに行います。適期は3月から4月です。肥沃な水はけの良い土壌に植えます。植え付け時は枝先を切り戻しし、 植え痛みに備えます。移植を嫌うので、地植えの場合は、植え付け1年以上経過したら植え替えは避けましょう。
南向きの日だまりか、北風の吹かない場所に植えます。寒さに弱いので西日本の暖地では庭植えがオススメできますが、寒冷地では冬は寒さをしのげる場所でおねがいします。
地植えではバーク堆肥をよく混ぜた用土で植えます。鉢植えでは培養土で植えてください。
水やり
水管理は、雨が当たる環境で地植え(露地栽培)の場合は、よほど乾く場所でなければ水やりは必要ありません。鉢植えでは土が乾いたらたっぷりと与えます。
肥料のやり方
庭植えは2月ごろ寒肥(元肥)として有機質肥料を株元の周辺に埋めておきます。鉢植えは3月に化成肥料を株元に追肥します。
剪定方法
刈り込んで樹形を仕立てたり、生垣に用いたりと用途は多様です。冬以外はいつでも剪定できます。花が終わったら樹形を整えます。徒長枝の切り戻しを随時必要に応じて行います。
病害虫の予防法
病害虫はあまり心配いりません。




