● マンリョウ タカラブネの品種の特徴

万両「タカラブネ」は普通の万両よりも実が大きめです。一般的に流通している大実万両はほとんどこの品種を指すようです。

万両(マンリョウ)は百両などよりも丈が高くなり、多く実をつけるので、より縁起のよい名になった常緑樹です。お正月などに飾られます。
ぎざぎざの葉で隠すように色鮮やかな果実をつけます。果実は12月に成熟し、美しいです。翌年の初夏までついています。
別名:ハナタチバナ。サクラソウ科に分類されることもあります。

学名
Ardisia crenata 'Takarabune' ヤブコウジ科 ヤブコウジ属
別名
ハナタチバナ
開花時期
5~7月
花色・大きさ・花形
中輪咲き
収穫時期
11~3月
果実の用途
観賞用
結果年数
1~2年
自家結実性
1株でなる(雌雄同株)
最終樹高
地植え:0.4m ~ 0.5m 鉢植え:0.4m ~ 0.5m (耐寒性常緑低木)
栽培用途
地植え、鉢植え、花壇、寄せ植え、盆栽、下草、記念樹、プレゼント
成長の早さ
遅い (10cm/年)
植栽適地
南関東~沖縄(鉢植えでなら全国で栽培可能)
育てやすさ
★★★★☆ 初心者におすすめ
日照条件:半日陰~日陰、耐陰性強い、
耐寒性普通、耐暑性強い、耐乾性普通
耐病害虫性
耐病性:ほとんどつかない 害虫:ほとんどつかない
花言葉
「寿ぎ」「陰徳」「徳のある人」

縁起の良い木|万両 (マンリョウ )の育て方


植え方・用土

8月下旬~9月ごろ、4~5月が植え付けの適期です。鉢植えで冬越ししてから、春に庭に植えるのが良いでしょう。 半日陰の水はけの良い肥沃な土壌に植えます。直射日光がきついと葉が黄色や黒く焼けます。堆肥や完熟の腐葉土をすきこんだ土に浅めに植え付けします。ひどい寒さにあたると葉が灰色にへたるので注意です。
明るい日陰で木陰などが適しています。


水やり

土が乾いたらたっぷり与えてください。冬は根腐れしないよう水の与えすぎに注意です。
地植えでは雨任せで大丈夫です。


肥料のやり方

肥料は控えめのほうがこっつりと引き締まった株になります。多肥にならないように、葉色を伺いながら、2月ごろと8月下旬頃にリン酸やカリが多い目の肥料を施します。


剪定方法

剪定をしなくても放任して育てても自然な樹形になります。間延びしてバランスが悪くなった場合は、主幹を切り戻して、新芽を出させて仕立て直します。


その他栽培や性質の注意点

マンリョウは強い直射日光に当たったり、土が乾燥してしまうと、葉が枯れたり、実つきが悪くなってしまうことがあります。水やりはこまめに見てあげてください。


病害虫の予防法

目立った病害虫などはあまり発生しません。




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