ツルコウジ ツルコウジ 1

● ツルコウジ ツルコウジの品種の特徴

晩秋から冬にかけて赤い実が塾し、正月飾りにも使われます。ヤブコウジに似ていますが、茎がつる状で横に這うように伸びていきます。

耐陰性があり日陰のグランドカバーや和風の庭の下草によく合います。

「ヤブコウジ属」は「サクラソウ科」に変更されたんですね。ツルコウジは万両・千両などと一緒のサクラソウ科の植物です、さしずめ這性の千両、といった感じ。花や実の感じは、よく似ているのに千両たちと比べるといまいち認知度が低い植物です。さらによく似た品種にヤブコウジがありますが、こちらも縁起のいいものとして落語の「寿限無」にも出ており「十両」と呼ばれるようです。(ちなみに「百両」はカラタチバナ)一両にもなれなかったツルコウジを思うと少し切ない気もしますが、這性なのでグランドカバーやハンギングで活躍すること間違いなしです。ちょっとクリスマスっぽい雰囲気も楽しめます。

学名
Ardisia pusilla var. pusilla サクラソウ科 ヤブコウジ属
開花時期
6~8月
花色・大きさ・花形
白・極小輪咲き(0.6cm位)・一重咲き
最終樹高
地植え:0.1m ~ 0.2m 鉢植え:0.1m ~ 0.2m (常緑低木)
栽培用途
グランドカバー、鉢植え、盆栽、ボーダー、花壇、寄せ植え、下草
成長の早さ
遅い (10cm/年)
植栽適地
南関東~沖縄(鉢植えでなら全国で栽培可能)
育てやすさ
★★★★☆ 初心者におすすめ
日照条件:日なた~半日陰、耐陰性強い、
耐寒性やや弱い(0度)、耐暑性強い
耐病害虫性
耐病性:強い 害虫:ほとんどつかない

センリョウ 千両の育て方


植え方・用土

8月下旬~9月ごろ、4~5月が植え付けの適期です。鉢植えで冬越ししてから、春に庭に植えるのが良いでしょう。 半日陰の水はけの良い肥沃な土壌に植えます。直射日光がきついと葉が黄色や黒く焼けます。
堆肥や完熟の腐葉土をすきこんだ土に浅めに植え付けします。ひどい寒さにあたると葉が灰色にへたるので注意。


水やり

土が乾いたらたっぷり与えてください。夏の高温期や冬に極端に乾燥すると実つきが悪くなるため注意します。


肥料のやり方

肥料は控えめのほうがこっつりと引き締まった株になります。多肥にならないように、葉色を伺いながら、2月ごろと8月下旬頃にリン酸やカリが多い目の肥料を施します。


剪定方法

剪定をしなくても放任して育てても自然な樹形になります。センリョウは枝先に開花・結実するので切り戻し剪定は控えます。切花として枝を切り詰める程度にします。
古い枝は花付き・実つきが悪くなるため、3年以上たった古枝は更新していきます。


増やし方

実生、挿し木




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