


● イペ コガネノウゼンの品種の特徴
黄色のイペはコガネノウゼンの事を指します。こちらの品種も正確には「コガネノウゼン」です。
イペの名は、南米に住む先住民の言葉「イペ(皮の厚い木)」が由来とされています。元々は桃色の花が咲くパウダルコ をイペと呼んでいたようですが、現在は黄色の花が咲くコガネノウゼンをイペと呼ぶ場合が多くなっています。ちなみに、黄色系は一期咲き、桃色系は二季咲きだそう。沖縄でもよく見られ「イッぺー」とも呼ばれています。木材や薬材としても優秀なようで、原産地であるブラジルでは伐採が進んでいるようです。
落葉樹ですが耐寒性があまりないため、関東以北では露地栽培は難しく、かなりの高木に育つため植える場所も選びます。
しかし、初夏に枝いっぱいに咲かせる花は見ごたえ抜群!特に黄色系は、黄色の桜とも呼ばれ、ブラジルの国花としても愛されています!病害虫に強くあまり手がかからないため、暖かい地域なら公園などの植栽におすすめです。
| 学名 |
|
Handroanthus ノウゼンカズラ科 ハンドロアンサス (タベブイア/ギンヨウノウゼン)属 |
| 別名 |
| イペー、イッぺー、タベブイア、コガネノウゼン、ゴールデンツリー、サンシャインツリー |
| 開花時期 |
| 4~5月 |
| 花色・大きさ・花形 |
| 黄色・・一重筒咲き(ラッパ咲き) |
| 最終樹高 |
| 地植え:5m ~ 8m (落葉高木) |
| 最終葉張り |
| m ~ 4m |
| 栽培用途 |
| 庭木(広い場所が必要)、公園、工場 |
| 植栽適地 |
| 関東以西(太平洋側) |
| 育てやすさ |
|
★★★☆☆ 育てやすい 日照条件:日なた、 耐寒性弱い(10度)、耐暑性強い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:ほとんど出ない 害虫:ほとんどつかない |
| 花言葉 |
| 秘密の恋 |
イペ(イペー) ポット苗の育て方
植え方・用土
耐寒性が弱いので暖地でも春植えがおすすめです。寒冷地では鉢植えに仕立て、冬は暖かい室内で管理してあげましょう。
庭に植える場合は、基本的に根鉢の2~3倍の穴を掘り、元の庭土に3分の1程度の腐葉土やバーク堆肥を入れ、よく混ぜ合わせて植えつけます。植え付け後は、支柱を立て、風で苗木がぐらつかないようにします。高木になるため鉢植えにはあまり向きませんが、10号以上の大きい鉢を使えばある程度まで育てられます。
肥料のやり方
暖かくなってくる4月から8月ごろまで、有機質肥料又は緩効性の化成肥料を株の周りに撒いて庭土になじませておきます。
剪定方法
通常の剪定は花後に行います。落葉後の剪定は、特に伸びすぎて樹形を乱している枝などを切り詰める程度にとどめます。樹形の広がりを抑えるための剪定は欠かせませんが、強剪定を行うと枯れこむ場合もあるため注意が必要です。
病害虫の予防法
特にありません。高温多湿になるとアブラムシやハダニがつくことがあるため、風通しを良くするなどの予防をし、被害が出た場合は殺虫剤を散布します。
増やし方
種、挿し木(発芽率はほぼ100%みたいです!)




