


春~初夏は輝く緑
● ピラカンサ ハーレークイーンの品種の特徴
ハーレークイーンは、葉にクリーム色やピンク色の斑が入る小型品種。葉色に黄色や白やピンクの色が混ざり合い、大変美しいです。
新芽が赤くなりますが、その後は白い葉が出て、全体的に白く見えて、花が咲いているように見えます。夏も葉色はほとんどあせずきれいで、秋にはピンクがかって鮮やかな紅葉を見せます。晩秋になり、寒くなってくるとピンク色になります。1年を通して様々な葉色が楽しめます。
一般的にピラカンサと言えば、カラフルな実をつけることで有名ですが、本種は実をつけるタイプではありません。その分、葉色の美しさに特化したかのような、魅力的なカラーリーフが楽しめます。しかもトゲが少ないので扱いやすいです。針状のトゲがありますので防犯や猫除けになります。
実をつけないので剪定時期が自由で、好きな樹形や大きさに仕立てられます。
性質はとても丈夫で、多くの場所に適応でき、病害虫も少なく育てやすいです。
別名:ピラカンサス、はーれーくいーん
「ピラカンサ」は、たくさん実をつけるのが特徴で、庭木としてだけではなく、刈り込んで生垣やトピアリーにしたり、もちろん鉢植えにも向きます。橙色の大実品種のピラカンサス。
実だけ見るとパッと見、ナンテンに似ていますが、ナンテンのように紅葉はしません。かわいらしい実をつけるので、お庭やベランダにあると、とってもオシャレです。
| 学名 |
| Pyracantha ‘Harlequin’ バラ科 トキワサンザシ属 |
| 別名 |
| ピラカンサス、はーれーくいーん |
| 開花時期 |
| 5月頃 |
| 花色・大きさ・花形 |
| 白・小輪咲き・てまり咲き |
| 最終樹高 |
| 地植え:0.5m ~ 1m 鉢植え:0.5m ~ 1m (常緑低木) |
| 最終葉張り |
| ブッシュ状 |
| 栽培用途 |
| 庭植え、鉢植え、カラーリーフ、生垣、ボーダー、防犯、猫除け |
| 植栽適地 |
| 南東北~沖縄(鉢植えでなら全国で栽培可能) |
| 育てやすさ |
|
★★★★★ 初心者におすすめ 日照条件:日なた~半日陰、 耐寒性強い(-10度)、耐暑性強い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:ほとんど出ない 害虫:ほとんどつかない |
| トゲの大きさ |
| 1cm |
| 花言葉 |
| 「美しさはあなたの魅力」、「愛嬌」 |
ピラカンサ|ハーレークイーンの育て方
植え方・用土
日当たりのよい場所を好みますが、半日蔭でも育てられます。
通気性と保水性のバランスがよく肥沃な壌土を好みます。一般的な市販の培養土に植えれば大丈夫です。
暖地では戸外で越冬可能ですが、寒冷地では戸外での越冬は難しいので、室内で管理します。
植え替え適期は春と秋です。
水やり
鉢植えは、土が乾いていたら水をしっかりとやります。土が濡れている間は水をやらないようにします。水をやるときは鉢底から水が染み出す位にしっかりとやってください。
地植えは、一旦根付いてしまえば自然に降る雨だけで生育します。乾燥には強い方です。
肥料のやり方
開花前(4月ごろ)と開花後に化成肥料をやります。肥料が多いと徒長したり、逆に花つきが悪くなることがあるので、控えめにしておきます。
剪定方法
剪定時期が自由で、好きな樹形や大きさに仕立てられます。
樹形が乱れてきたら整えるぐらいで大丈夫です。
病害虫の予防法
病害虫はほとんどつきません。




